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2015年 バシュレ コート ド ニュイ ヴィラージュ 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Domaine Denis Bachelet Cote de Nuits Villages 赤ワイン 750ml [AOC]コート ド ニュイ ヴィラージュ [評 価]90点 The 2015 Côte de Nuits-Villages is very good, its lovely bouquet of cassis, cherries, plums, raw cocoa and rich soil introducing a rich, ample wine structured around fine-grained, chalky tannins, with a long, penetrating finish. The core of this cuvée derives from the lieu-dit Que de Hareng in Brochon, effectively a continuation of Gevrey-Chambertin Les Evocelles but only entitled to the Côte de Nuits-Villages classification. 236, The Wine Advocate(27th Apr 2018) [輸入元のコメント] ジュヴレ・シャンベルタンの北、ブロション村の畑クー・ド・アレンから。ヴィエイユ・ヴィーニュとはないものの樹齢60年になる古木。高い標高からミネラリティが感じられ、無駄のない筋肉。コート・ド・ニュイ・ヴィラージュというとプレモー以南のソフトなワインが多い中、これは別格のクオリティだ。■Denis Bachelet ドゥニ バシュレ 高樹齢のブドウが醸し出す緻密な構造 すきのない洗練されたジュヴレの造り手 太陽王ルイ14世時代の飛脚小屋が、現在、ドメーヌ・ドニ・バシュレの醸造所となっている。 所有するブドウ畑の面積は4ha余り。村名のジュヴレ・シャンベルタン・ヴィエイユ・ヴィーニュ(1.80ha)、ジュヴレ・シャンベルタン1級コルヴォー・ヴィエイユ・ヴィーニュ(0.44ha)、特級シャルム・シャンベルタン(0.43ha)、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ(1.00ha)、ブルゴーニュ・ルージュ(0.60ha)、ブルゴーニュ・アリゴテ(0.46ha)ときわめてさっぱりしたラインナップでしかない。 2012年にコート・ド・ニュイ・ヴィラージュの畑を8アールと村名ジュヴレ・シャンベルタンの畑を42アール増やした。後者には1級並みのポテンシャルをもつとされるクリマ、レ・ゼヴォセル(0.15ha)も含まれる。 ドメーヌはもともと祖父母の所有で、ドニはベルギーで生まれた。 学校の休みに祖父母の家に遊びに来て、ブドウ畑に興味を抱き、1981年、18歳の時からワイン造りを続けている。 このドメーヌで特筆すべきは樹齢の高さだろう。村名ジュヴレ・シャンベルタンが平均樹齢80年、1級コルヴォーで90年以上、特級シャルム・シャンベルタンに至っては100年を超える。 この高い樹齢が凝縮味に溢れ、緻密な構造をもつワインの源泉だ。 醸造においては100%除梗の後、12〜15度の温度で6日間の低温マセレーション。その後、2週間のアルコール発酵となるが、その時の温度は最大25度とやや低め。 醸しは日に2回のピジャージュ、発酵の終わりに1回ルモンタージュをするという。 ドニ・バシュレのワインはしっかりとした酒質の一方、荒々しさとは無縁なのは、高過ぎない発酵温度と丁寧な醸しが理由に違いない。 樽熟成は村名ジュヴレ・シャンベルタンで25%、1級コルヴォー、特級シャルム・シャンベルタンがともに30%と、ジュヴレのドメーヌにしては新樽率が抑え気味。熟成期間は16〜18ヶ月。 反対に樽発酵・樽熟成で造られるアリゴテにも、一部新樽が使われるのは面白い。しっかりパンチの利いたアリゴテだ。 コート・ド・ニュイ・ヴィラージュはジュヴレ・シャンベルタンの北側、ブロション村の区画からのもので、プレモー以南のワインと比べてストラクチャーのしっかりした、長期熟成も可能なタイプに仕上がっている。 ドニ・バシュレのワインをひと言で言い表せば洗練。どのアペラシオンもすきのないワインである。

ワイン -> 赤ワイン

2015年 ドメーヌ フェヴレ クロ ド ヴージョ 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Faiveley (Domaine) Clos de Vouget Grand Cru 赤ワイン 750ml [AOC]クロ ド ヴージョ 特級畑 [評 価]93点 The 2015 Clos de Vougeot Grand Cru is a real success, opening in the glass with a youthfully reserved bouquet of ripe red berries, rich soil, musk, candied peel and a creamy framing of new oak. On the palate, the wine is full-bodied, deep and quite dramatic for a young Clos de Vougeot, with abundant but fine structuring tannins, juicy acids and a nicely sappy finish. Give this the better part of a decade in the cellar. The Wine Advocate(Apr 27, 2018) 真の成功を収め、グラスに注ぐと熟した赤い果実、豊かな土壌、ムスク、砂糖漬けの皮、そして新樽のクリーミーなフレーミングの若々しく控えめなブーケで始まります。口に含むと、このワインはフルボディで深みがあり、若いクロ・ド・ヴージョにしては非常にドラマチックで、豊かだが繊細な構造のタンニン、ジューシーな酸、そして心地よく爽やかな余韻を持っている。セラーで過ごした10年間の大部分をこのワインに味わってください。(直訳) [輸入元のコメント] フェヴレは斜面中腹と下部に3区画、合計1.29haの自社畑をこのグラン・クリュに所有する。樹齢は最も古いもので70年超。深みのあるルビー色。ラズベリー、カシス、ダークチェリーなどの果実香。凝縮感があり重厚な印象。タンニンはキメ細かく、果実味の中に溶け込んでいる。ストラクチャーはあり、主張の強いクロ・ド・ヴージョ。若き当主を迎え、さらなる進化の道を歩む ブルゴーニュのドメーヌ的グランメゾン ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンである。 4代目のジョルジュ・フェヴレは、かの有名なコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タストヴァン(利き酒騎士団)の創設者のひとりとして知られ、オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュのキュヴェにも、レ・サン・ジョルジュ・キュヴェ・ジョルジュ・フェヴレとしてその名を残す。 フェヴレが数ある他のネゴシアンと一線を画するのは、その広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占めるという事実だろう。 コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、そしてコート・シャロネーズまで、合わせて120haもの自社畑を所有し、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどグラン・クリュに10ha、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・サン・ジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンのクロ・デ・ジサールなどプルミエ・クリュに25haの畑をもつ。 ひとつのクリマの面積は平均して1haと決して大きくはないが、それだからこそクリマごとに手の込んだシュール・ムジュール、すなわちオーダーメイドのワイン造りを行うことができるのである。 フェヴレが所有する120ヘクタールの自社畑のうち、半分以上の68ヘクタールはコート・シャロネーズに位置する。 フェヴレ家がこの地域の潜在的な可能性に気付いたのは、第一次世界大戦と世界恐慌により産地が疲弊していた1933年のことだ。 この年にジョルジュ・フェヴレが賃貸耕作を始め、1963年には5代目のギィ・フェヴレがメルキュレイに最初の畑を購入。その面積を徐々に増やし、今日、ジヴリィ、リュリィ、モンタニー、ブーズロンまで、コート・シャロネーズ全域に版図を広げた。 メルキュレイ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ミグランをはじめとする数々のモノポール(単独所有)畑を手に入れ、コート・シャロネーズならフェヴレとまで言われるまでに成長。そして2012年以降、コート・シャロネーズの自社畑は「ドメーヌ・ド・ラ・フランボワジエール」という独立したドメーヌ名を掲げ、次のステージに上ろうとしている。 今日、メゾンを率いるのは、2005年に25歳の若さで事業を引き継いだエルワン・フェヴレ。奇しくも彼の父、フランソワ・フェヴレがメゾンを継承したのも25歳の時であったという。 エルワンは当主の座に就くや否や、改革を断行し、若いうちはなかなか飲みづらく、長年寝かせて初めて花開く典型的な長期熟成型のワインを、比較的早いうちに飲み頃を迎え、かつ長期の熟成もでき得るワインへとスタイルを変えた。 さらに、本拠がニュイ・サン・ジョルジュということもあり、コート・ド・ニュイの赤ワインに特化しがちだったポートフォリオをコート・ド・ボーヌの白にも広げるべく、2008年にグラン・クリュのバタール・モンラッシェとビアンヴニュ・バタール・モンラッシェを入手。同時にピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュのガレンヌも加わり、壮観なラインナップを完成させた。 またムルソーではマトロ・ウィッターシェイムと契約を締結。形式上は買いブドウによるネゴスものだが、実際にはブドウ栽培からフェヴレのスタッフが携わっているという。 ニュイ・サン・ジョルジュ最高のクリマ、レ・サン・ジョルジュのグラン・クリュ昇格を同年代の造り手とともに働きかけるエルワン・フェヴレ。 新しい当主のもと、フェヴレ社はさらなる高みを目指して進化し続けているのだ。

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2002年 シャトー クレール ミロン 750ml フランス ボルドー 赤ワイン

Château Clerc Milon 赤ワイン 750ml [AOC]ポイヤック 第5級 [評 価]90点 Cedar, burning embers, licorice, black currants, and espresso notes jump from the glass of this dense ruby/purple-colored, firm, tannic, powerful, and muscular style of Clerc-Milon. Quite virile, a bit angular, but at the same time packed and stacked, full and concentrated, this impressive blend of 55% Cabernet Sauvignon, 40% Merlot, 3% Cabernet Franc, and 2% Petit Verdot actually has higher alcohol (13.2%) than the 2003. Anticipated maturity: 2011-2020+. 158, The Wine Advocate(29th Apr 2005) シダー、燃える燃えさし、甘草、ブラックカラント、エスプレッソのノートが、この濃厚なルビー色/紫色、しっかりとしたタンニン、力強く筋肉質なスタイルのクレール ミロンのグラスから飛び出します。 非常に精悍で、少し角張っているが、同時に、ぎっしりと積み重なっており、豊かで濃縮されたこの印象的なブレンドは、カベルネ ソーヴィニヨン 55%、メルロー 40%、カベルネ フラン 3%、プティ ヴェルド 2% であり、実際にはアルコール度数が高い (13.2%)。(直訳)■Clerc Milon クレール ミロン  シャトー・ムートン・ロートシルトのオーナーが所有するシャトー。  みずみずしくフルーティな味わいとあり余る香ばしい新樽香、偉大  な深みと風味の広がりは申し分ないが、まだまだ過小評価されています。 『ムートンとラフィットの間という良い立地に恵まれている。ポイヤ  ックで最もフルーティで食欲をそそるワインの1つで、一般的に外  向的で、かなり早めに飲む必要がある。近年見せている品質レベル  から判断すると、特に最良のヴィンテージなら三級とまでいかなく  とも四級に格上げさせても良いだろう。必買品。』  美術出版社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』  

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2018年 ヒューゲル リースリング エステート 750ml フランス アルザス 白ワイン

Famille Hugel Riesling Estate 白ワイン 750ml [AOC]アルザス [輸入元のコメント] ヒューゲル社の自社畑の40%以上はリースリングが植えられており、このワインには最高の区画のブドウが厳選されています。リクヴィールのマール土壌がこの素晴らしいテロワールから造られるワインにミネラリティーを与えています。■Famille Hugel ファミーユ ヒューゲル ファミーユ ヒューゲルは1639年、大西洋からの気候の影響を受けない大陸的な栽培地であるアルザス地方リクヴィールの街で創業。これまで13代370年以上にわたり「ワインの品質は、100%ブドウそのものによる」という黄金律を守り続け、ブドウ栽培とワイン造りの歴史を刻んできました。 ・Gewurztraminer Classic ゲヴュルツトラミネール クラシック アルザスの代表的な品種で、アロマティックで力強く、特徴的な花の香りに果実、スパイス、東洋的な香りが絡みます。ヒューゲルはこのゲヴュルツトラミネールの上品さとデリケートな味わいで何世代にもわたり高い評価を得ています。

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2015年 シャトー ピション ロングヴィル コンテス ド ラランド 750ml フランス ボルドー 赤ワイン

Château Pichon Longueville Comtesse de Lalande 赤ワイン 750ml [AOC]ポイヤック 第2級 [評 価]96点 A blend of 68% Cabernet Sauvignon, 29% Merlot, 2% Cabernet Franc and 1% Petit Verdot aged for 18 months in barrels, 60% new, the 2015 Pichon Longueville Comtesse de Lalande displays a medium to deep garnet-purple color and is elegantly fruited with crushed red currants, black raspberries and cassis with touches of lavender, rose hips, tilled soil, fungi and charcuterie. Medium-bodied, finely crafted, remarkably pure and beautifully poised, it has a firm frame of very fine-grained tannins and oodles of freshness, finishing on a lingering mineral note. The Wine Advocate (Feb 17, 2018) 68%のカベルネ・ソーヴィニヨン、29%のメルロー、2%のカベルネ・フラン、1%のプティ・ヴェルドをブレンドし、60%が新樽で18ヶ月熟成されています。2015年ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは、中程度から濃いガーネット紫色を呈し、 砕いたレッドカラント、ブラックラズベリー、カシスのエレガントな果実味に、ラベンダー、ローズヒップ、耕した土、菌類、シャルキュトリーのタッチが加わります。 ミディアムボディ、丁寧に作られ、驚くほど純粋で美しく落ち着いており、非常にきめの細かいタンニンと溢れるほどの新鮮さのしっかりしたフレームを持ち、長く続くミネラルの香りでフィニッシュします。(直訳)■Pichon Longueville Comtesse de Lalande  ピション ロングヴィル コンテス ド ラランド 『一貫して秀逸なワインとなっており、ヴィンテージによっては一級の品質を示すことも  あるが、価格は一級よりかなり安いので、良好なお値打ち品であることに間違いはない。  また、一般的に寿命が長く、ヴィンテージの状態を問わず特筆に値するほど一貫性がある。』  美術出版社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』

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2015年 ロジェ サボン シャトーヌフ デュ パプ スクレ ド サボン 750ml フランス ローヌ 赤ワイン

Domaine Roger Sabon Châteauneuf du Pape “Le Secret des Sabon” 赤ワイン 750ml [AOC]シャトーヌフデュパプ [評 価]94-96点 The smallest production cuvee is the 2015 Chateauneuf du Pape Le Secret des Sabon, which is a field blend of primarily Grenache that’s brought up all in oak tanks. It sports a deep ruby color, full body, terrific Grenache notes of black raspberries, scorched earth, currants and roasted herbs, sweet tannin and a killer finish. It’s more streamlined and elegant than the 2007 or 2010, but should surpass the 2009, which seems to be on a fast evolutionary track. 227, The Wine Advocate(29th Oct 2016)  ■Roger Sabon ロジェ サボン ロジェ サボンは1952年創業。 ロジェ サボンのシャトーヌフデュパプには4つのキュヴェがあります。 創業当時から「Les Olivets レ ゾリヴェ」を1980年代前半により厳選した葡萄を使用した 「Reserve レゼルヴ」 「Prestige プレスティージュ」 を造り始め、スペシャル・キュヴェを造るようなことがなかった時代に先駆的な生産者でもありました。 「Le Secrets des Sabon ル スクレ デ サボン」は 1990年より試作開始、1998年初リリースの文字通り「サボン家の秘密」のワイン。 良い年のみ、そして大樽1つ分しか造られない希少なワインで、葡萄品種は秘密。 かろうじてわかっているのは、選ばれた2区画から収穫されたグルナッシュ主体のワインであるということ。 サボンのワインの特筆すべきは、葡萄樹の樹齢が長寿なものばかりということで 「レ ゾリヴェ」は若木をブレンドと言いながら樹齢60年までのものを使用。 「レゼルヴ」は樹齢60年〜80年 「プレスティージュ」は樹齢80年以上のブレンド 「ル スクレ デ サボン」はより長寿なものを使用。 唯一の白ワイン 「Rennaissance Blanc ルネッサンス ブラン」は 白い花、ベルガモット、柑橘系のフレグランスの芳香が豊かにあり、エレガントでしなやか、綺麗な酸で早くから楽しめます。 7~8年熟成させるとフォアグラなど、しっかりしたお料理との相性もぐっと良くなる素晴らしいワインです。 ACローヌの 「Rhone by Roger Sabon  ローヌ バイ ロジェ サボン」は松澤屋スタッフの定番デイリー。美味しいことはお墨付き♪ まだ試されたことの無い方はこの機会に是非お試しください!!

ワイン -> 赤ワイン

ドゥラモット シャンパーニュ ブリュット ブラン ド ブラン 375ml フランス シャンパン

Delamotte Blanc de Blancs Brut シャンパン 375ml [AOC]シャンパーニュ [品 種]Chardonnay 100% [評 価]93点 The latest rendition of Delamotte's NV Brut Blanc de Blancs is drinking very well out of the gates, offering up aromas of crisp orchard fruit and citrus zest mingled with hints of fresh bread and wet stones. Medium to full-bodied, pillowy and precise, with bright acids and chalky grip, concluding with a dry finish, this is a classy, seamless wine that will offer a broad drinking window. September 2021 Week 4, The Wine Advocate [輸入元のコメント] フローラルな香りとシルクのような喉ごし。フィニッシュにはマジパンやビスケットなど、香ばしいニュアンスが漂う。真夏のアペリティフに最適なすがすがしさ。生ガキ、刺身、すし、野菜や魚介の天ぷらにもぴったりな、日本人のためにつくられたかのごときシャンパーニュ。■Delamotte ドゥラモット コート・デ・ブランの気品を備えた 幻のシャンパーニュ「サロン」の妹的メゾン ドゥラモットは1760年創業のシャンパーニュ・メゾン。 創業者フランソワ・ドゥラモットの長男ニコラ・ルイはマルタ騎士団のシュヴァリエ(騎士)であり、1824年にアルトワ伯シャルル・フィリップが国王シャルル10世として即位した際には、商事裁判所長官として参列し、レジオン・ドヌール勲章を受けている。 今日のドゥラモットは、その拠点をコート・デ・ブランのグラン・クリュのひとつ、ル・メニル・シュール・オジェ村に置き、あの幻のシャンパーニュ、「サロン」の姉妹メゾンという位置づけを担う。 サロンはご存知のとおり、単一品種、単一クリュ、単一収穫年のシャンパーニュのみを生産し、この100年間にリリースされたのはわずか30数ヴィンテージにすぎない。 ではサロンが造られない年、そのブドウはどうなるのかといえば、このドゥラモットのために使われるのだ。 ラインナップは「ブリュットNV」「ブラン・ド・ブランNV」「ブラン・ド・ブラン・ミレジメ」「ロゼNV」の4アイテム。 ル・メニル・シュール・オジェをはじめコート・デ・ブランのグラン・クリュで収穫されたシャルドネの、ピュアな風味がメゾンのアイデンティ。 瓶内熟成期間はブリュットNVでさえ30〜36ヶ月と長く、ブラン・ド・ブランNVでは4〜5年も澱と一緒に寝かせられる。 品種やクリュ、長期熟成など当然ながらサロンとの近似性が散見され、メニル、アヴィーズ、オジェ、クラマンのシャルドネがアッサンブラージュされたブラン・ド・ブラン・ミレジメに至っては、プチ・サロンと呼んでしまいたくなるほどの気品と複雑味が堪能できる。 その一方でユニークな存在がロゼ。ブージィ、アンボネイ、トゥール・シュール・マルヌなどモンターニュ・ド・ランス南部のピノ・ノワールと、メニルのシャルドネを用いた、シャンパーニュでは珍しいセニエ法によるロゼであり、口中に広がる芳醇な果実味がとても芳しい。 洗練されたスタイルをもつドゥラモットは、食前はもちろん、昨今の素材を重視したフランス料理や伝統的な日本料理とともに、十分食中酒として楽しめるシャンパーニュといえるだろう。  

ワイン -> スパークリングワイン・シャンパン

ラ フィーヌ ボルドー バイ ヴァランドロー 700ml フランス ブランデー

La Fine Bordeaux By Valandraud 蒸留酒 ブランデー 700ml [産 地]ボルドー [コメント] シャトー・ヴァランドローのジャン・リュック・テュヌヴァンは新しい挑戦に挑む生産者です。今度は、ヴァランドローの樽で3年熟成させたフィーヌをリリースいたしました。 ※フィーヌとは… ワインを蒸留して出来たブランデーのことを言います。ワインを造る時に出た葡萄の搾りかすを発酵させて、蒸留したものは「マール」(フランス)や「グラッパ」(イタリア)と呼ばれフィーヌとは分けられています。■CH Valandraud ヴァランドロー 『ヴァランドローはサンテミリオンのガレージ・ワイン運動の事実上のリーダー格である  ジャン・リュック・テュヌヴァンがつくったシャトーであり、現在まで、ボルドー最高の  サクセスストーリーであることは間違いない。  ボルドーで、いやどこの地方であれ、こんなに短期間でこれだけの商業的な成功を収め  目の回るような高い価格をつけたワインはない。』  美術出版社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』

ブランデー -> その他

2022年 クメウ リヴァー エステート シャルドネ 750ml ニュージーランド 白ワイン

Kumeu River Estate Chardonnay 白ワイン 750ml スクリューキャップ [産 地]ニュージーランド クメウ地区 [評 価]93点 The 2022 Estate Chardonnay is nutty and svelte, with white peach, pastry, apricot kernel, brine and even a hint of malt biscuit through the finish. The wine has breadth and girth to it; it's not at all compact, but it's tight in texture. So, all things being equal, it's an exciting Chardonnay. This is from six different sites in the Kumeu area, with wine aging on lees in 20% new oak (just about all François Frères) for approximately 11 months. Everything goes 100% malolactic fermentation, wild primary ferment, and malolactic fermentation is a mixture of inoculation and wild. From 2024, they will not be inoculating malolactic fermentation, as "the wild yeasts seem to be the most reliable," explains Michael Brajkovich. Lovely acid. 13% alcohol, sealed under screw cap. The Wine Advocate (Dec 15, 2023) ナッツのような風味があり、滑らかで、白桃、ペストリー、杏仁、塩水を感じ、最後にはモルトビスケットの香りさえも感じます。ワインには広がりがあります。決してコンパクトではありませんが、質感はしっかりしています。つまり、すべての条件が同じであれば、これはエキサイティングなシャルドネです。これはクメウ地域の6つの異なる場所からのもので、ワインは20%の新樽(フランソワ・フレールのほぼすべて)の澱の上で約11か月間熟成されます。すべては100%マロラクティック発酵、野生の一次発酵、そしてマロラクティック発酵は接種と野生の混合です。「野生酵母が最も信頼できると思われる」ため、2024年からはマロラクティック発酵を行わない予定だとマイケル・ブライコヴィッチ氏は説明する。素敵な酸。 13%アルコール、スクリューキャップの下に密封されています。(直訳) [輸入元のコメント] 6つの区画のブドウを使用。手摘みで収穫後、房ごとプレス。100%フレンチオークで天然酵母により発酵、100% マロラクティック発酵。11ヶ月樽熟成。 リッチで美しい凝縮感が魅力的。口の中でピーチやヘーゼルナッツが広がり、滑らかなテクスチャーと独特の個性を感じます。■Kumeu River クメウ リヴァー クメウ リヴァーはユーゴスラビアから移住してきたブラコヴィッチ ファミリーによって、オークランドから北西に約20キロ離れたクメウ地区で1944年に設立されました。 当主のマイク ブラコヴィッチは1949年に亡くなり、妻のケイトと息子のマテがブドウ栽培とワイン造りを引き継ぎ、この新しいワイナリーの評価を高めました。 マテはニュージーランドのワイン業界でも有名で、1982年から1985年にはニュージーランド ワイン インスティチュートの委員長も務めました。 1992年にマテが亡くなった後は、彼の妻メルバと3人の息子がワイナリーを守っています。醸造責任者を務める長男のマイケルは1989年にニュージーランド初のマスター オブ ワインとなりました。

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2021年 ルイ ジャド ビアンヴィニュ バタール モンラッシェ 750ml フランス ブルゴーニュ 白ワイン

Maison Louis Jadot Bienvenues Bâtard Montrachet Grand Cru 白ワイン 750ml [AOC]ビアンヴィニュ バタール モンラッシェ 特級畑ルイ・ジャド社は1859年に、ジャド家のルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって創設された由緒あるブドウ栽培家であり、ブルゴーニュを代表するドメーヌおよびメゾンです。

ワイン -> 白ワイン

2004年 シャトー ディケム 750ml フランス ボルドー 甘口白ワイン

Château d'Yquem 甘口白ワイン 750ml [AOC]ソーテルヌ 特別第1級 [評 価]92点 Served from an ex-chateau bottle. This replicated the performance in the Southwold blind tasting. The 2004 Chateau d'Yquem's bouquet is generous but not as complex as either the 2005 or indeed the 2006. The oak a little pronounced considering the age in bottle, but it does not leap at you shouting “I’m Yquem!” The palate has a viscous tangerine and orange peel opening with fine acidity. There is good weight in the mouth, with touches of spice and cardamom. It finishes just a little abruptly for a Yquem, a pretty note without requisite sustain. Drink now-2035. Tasted March 2014. The Wine Advocate #213 (2014/03/01) シャトーのボトルで提供されます。これはサウスウォルドのブラインドテイスティングでのパフォーマンスを再現しました。2004 年のシャトー ディケムのブーケはたっぷりですが、2005 年や実際 2006 年ほど複雑ではありません。瓶内熟成年数を考慮するとオークの香りが少し際立っていますが、「私はディケムだ!」と叫んで飛びつくような感じではありません。口に含むと、粘度のあるみかんとオレンジの皮のような口当たりがあり、上質な酸味が感じられます。口に含むと程よい重量感があり、スパイスやカルダモンの香りが感じられます。ディケムにしては少し唐突に終わり、必要なサステインのない美しい音です。2014年3月にテイスティングしました。(直訳)■d'Yquem ディケム  1本の葡萄の木からグラス1杯のワインしか作らないディケム  ボルドー最高峰の甘口白ワイン。 『シャトー・ディケムは、当地(ソーテルヌ)のそのほかのシャトーの  上にそびえたち、すばらしく豊かで特徴的な、独特のワインをつく  っている。私から見て、イケムはボルドーのなかでも唯一無比の偉  大なワインである。』  講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』

ワイン -> 白ワイン

2020年 ロベール グロフィエ ボンヌ マール 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Domaine Robert Groffier Bonnes Mares Grand Cru 赤ワイン 750ml [AOC]ボンヌ マール 特級畑 [輸入元のコメント] グロフィエのボンヌ・マールは赤土のテール・ルージュ。色調も濃い目で果実味もたっぷり。ブラックベリーやダークチェリーなど、赤い果実よりも黒い果実の傾向が強い。ただし、タンニンは穏やかで、滑らかな舌触りをもち、喉越しもしなやか。余韻はいくぶんスパイシーに感じられるだろう。レ・ザムルーズ最大の所有者が造る果実味豊かでシルキーな喉越しのワイン ロベール・グロフィエはモレ・サン・ドニ在所のドメーヌだが、所有畑の多くはシャンボール・ミュジニーという面白い存在。 しかもシャンボール・ミュジニーの偉大な1級畑レ・ザムルーズ最大の所有者である。 世界恐慌から間もない1933年、ロベールの父ジュールが、レ・ザムルーズに隣接する1級畑オー・ドワや特級のボンヌ・マールとともに手に入れた。 ブドウの仕立てはブルゴーニュで主流のギュイヨではなくコルドン・ド・ロワイヤ。 収量を抑えやすいことに加え、新梢を扇形に広げることで風通しをよくする効果があるという。 現在、ボーヌの醸造学校で学んだ、ロベールの孫のニコラが、母親と妻のサポートを受けながら栽培と醸造の指揮をとる。 瀟洒なお屋敷はドメーヌ・クロ・ド・タールの隣にあり、醸造棟とは別棟の住居の下にはプロの訪問客を迎え入れる、清潔な瓶熟庫兼試飲ルームが用意されている。 醸造棟もじつに清潔で、発酵と貯酒の両方に使われるステンレスタンクの生光りする様子は美しい。 除梗に関してはヴィンテージに応じ、2007年、2009年は完全除梗。2008年、2010年は3分の1が全房。2011年は40%を全房とした。現在はアイテムによっても割合を変える。 ジャスパー・モリスMWの「インサイド・バーガンディ」によれば、1984年までは100%無除梗で、それから後、1990年代は完全除梗だったそうだ。 8〜9度で10日間ほどの低温マセレーションの後、自生酵母による自然発酵。 新樽率は村名ジュヴレ・シャンベルタンで20%、1級レ・ザムルーズで40〜50%、ボンヌ・マールで50〜60%に留め、12〜13ヶ月間の樽熟成を施す。製樽会社はレモンとフランソワ・フレールがお気に入り。 ロベール・グロフィエのワインは最もベーシックなパストゥグランから果実味がみっちりと詰まっている。 特級のシャンベルタン・クロ・ド・ベーズですらタンニンは滑らかでしなやかなタッチ。したがって若いうちから楽しめながら、さらに熟成させるとまた新たな一面を見せてくれる。 偉大な造り手のひとつである。

ワイン -> 赤ワイン

2020年 モンジャール ミュニュレ ボーヌ レ ザヴォー 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Domaine Mongeard Mugneret Beaune 1er Cru Les Avaux 赤ワイン 750ml [AOC]ボーヌ 1級畑 [輸入元コメント] 滑らかで濃い口当たりの1級の≪レ・ザヴォー≫。熟成するうちに生まれた香りはとても多様、複雑で、動物の皮、赤と黒の果実(カシス、サクランボ)などを思わせる。タンニンは主張し過ぎず、信じられないほど素晴らしくサクランボの味とジャムのニュアンスに溶け込んでいる。エシェゾー、グランゼシェゾーはDRCに次ぐ規模。 33ヘクタールの畑を所有する大ドメーヌ。 ディジョンからボーヌへと向かう街道沿い、ヴォーヌ・ロマネの入り口に「ル・リシュブール」というホテルレストランがある。このホテルを経営しているのが、村でも有数の大ドメーヌ、モンジャール・ミュニュレである。 モンジャールの姓は17世紀の初め、1620年頃からブルゴーニュで見られ、代々ブドウ栽培を生業としてきた家系である。 現当主ヴァンサン・モンジャールの父、ヴォーヌ・ロマネ村の村長も務めたジャンの時代にドメーヌは大きく成長。さらにヴァンサンが拡大し、現在、ブドウ畑の面積は33ha。 北はマルサネから南はサヴィニー・レ・ボーヌまで35のアペラシオンに散らばっている。ちょっとしたネゴシアン並みの規模だ。 リシュブールも所有するとはいえ、このドメーヌの華はなんといってもエシェゾーとグランゼシェゾー。それぞれ2.6ha、1.44haという面積は、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティに次ぐ広さだ。 前者はエシェゾー・デュ・デュス、ルージュ・デュ・バ、レ・トゥルーの3つの区画に分かれるが、1929年に植樹したルージュ・デュ・バのブドウはすべてエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュとして瓶詰めされる。 レ・トゥルーはエシェゾーでも最下部にあるので肉付きがよく豊満な一方で複雑味に欠けると、ヴァンサンはいう。ちなみにこの区画のワインは全量アメリカ向け。 日本向けのエシェゾーはもっとも優れたワインを生むとされるエシェゾー・デュ・デュスのものなので安心されたし。 除梗率はクリマとヴィンテージによって異なり、相対的にエシェゾー・ヴィエイユ・ヴィーニュやグランゼシェゾーはエシェゾーよりも全房の比率が高い。それもあって、とくにグランゼシェゾーは構造のしっかりした筋肉質のワインとなる。 ブドウ栽培では2003年から一部の畑(ニュイ・サン・ジョルジュ1級ブード、ヴォーヌ・ロマネ1級シュショ、プティ・モン、それに全特級クリマ)でビオロジック農法を始めている。それ以外の畑はリュット・レゾネだが、これだけ広範囲にわたる畑を農薬に頼らず耕作するのは大変なことだろう。 父ジャンの時代、このドメーヌのワインは新樽の香りが顕著に感じられたものが、近年のワインは樽香が果実味の中にきれいに溶け込み、洗練さを増している。 価格的にリーズナブルで質の高い特級畑のワインを探している人に、安心して薦められるのがこのドメーヌのエシェゾーだ。  

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2014年 ドメーヌ フェヴレ ポマール レ リュジアン 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Faiveley (Domaine) Pommard 1er Cru Les Rugiens 赤ワイン 750ml [AOC]ポマール 1級畑 [評 価]87点 Tasted blind at the Burgfest 2014 tasting, Faiveley's 2014 Pommard 1er Cru Les Rugiens leans more toward red than black fruit, hints of tobacco and damp earth emerging with time. The palate is medium-bodied with stalky red berry fruit and a noticeable trace of Japanese nori that develops toward the finish and perhaps manifests on the nose after aeration. This is an intriguing Pommard, one not without its merits. Tasted September 2017. ブルクフェスト 2014 のテイスティングでブラインドでテイスティングされたフェヴレの 2014 年ポマール プルミエ クリュ レ リュジアンは、黒系果実よりも赤系果実に傾いており、時間の経過とともにタバコや湿った土の香りが現れてきます。味わいはミディアムボディで、茎状の赤いベリーの果実と、フィニッシュに向かって発達し、おそらくエアレーション後に鼻に現れる日本の海苔の顕著な痕跡が感じられます。これは興味深いポマールであり、その利点がないわけではありません。2017年9月にテイスティングしました。(直訳) [輸入元のコメント] フェヴレが07年に取得した、ポマールでも秀逸なプルミエ・クリュ。自社畑の面積は0.51ha。53年と86年に植樹されている。深みのあるルビーからガーネット。よく熟したラズベリー、カシス、ダークチェリーなどの果実香に、スパイスや獣肉のニュアンス。キメ細かなタンニンがストラクチャーを形成し、力強い。スパイシーな余韻が長く続く。若き当主を迎え、さらなる進化の道を歩む ブルゴーニュのドメーヌ的グランメゾン ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンである。 4代目のジョルジュ・フェヴレは、かの有名なコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タストヴァン(利き酒騎士団)の創設者のひとりとして知られ、オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュのキュヴェにも、レ・サン・ジョルジュ・キュヴェ・ジョルジュ・フェヴレとしてその名を残す。 フェヴレが数ある他のネゴシアンと一線を画するのは、その広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占めるという事実だろう。 コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、そしてコート・シャロネーズまで、合わせて120haもの自社畑を所有し、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどグラン・クリュに10ha、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・サン・ジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンのクロ・デ・ジサールなどプルミエ・クリュに25haの畑をもつ。 ひとつのクリマの面積は平均して1haと決して大きくはないが、それだからこそクリマごとに手の込んだシュール・ムジュール、すなわちオーダーメイドのワイン造りを行うことができるのである。 フェヴレが所有する120ヘクタールの自社畑のうち、半分以上の68ヘクタールはコート・シャロネーズに位置する。 フェヴレ家がこの地域の潜在的な可能性に気付いたのは、第一次世界大戦と世界恐慌により産地が疲弊していた1933年のことだ。 この年にジョルジュ・フェヴレが賃貸耕作を始め、1963年には5代目のギィ・フェヴレがメルキュレイに最初の畑を購入。その面積を徐々に増やし、今日、ジヴリィ、リュリィ、モンタニー、ブーズロンまで、コート・シャロネーズ全域に版図を広げた。 メルキュレイ・プルミエ・クリュ・クロ・デ・ミグランをはじめとする数々のモノポール(単独所有)畑を手に入れ、コート・シャロネーズならフェヴレとまで言われるまでに成長。そして2012年以降、コート・シャロネーズの自社畑は「ドメーヌ・ド・ラ・フランボワジエール」という独立したドメーヌ名を掲げ、次のステージに上ろうとしている。 今日、メゾンを率いるのは、2005年に25歳の若さで事業を引き継いだエルワン・フェヴレ。奇しくも彼の父、フランソワ・フェヴレがメゾンを継承したのも25歳の時であったという。 エルワンは当主の座に就くや否や、改革を断行し、若いうちはなかなか飲みづらく、長年寝かせて初めて花開く典型的な長期熟成型のワインを、比較的早いうちに飲み頃を迎え、かつ長期の熟成もでき得るワインへとスタイルを変えた。 さらに、本拠がニュイ・サン・ジョルジュということもあり、コート・ド・ニュイの赤ワインに特化しがちだったポートフォリオをコート・ド・ボーヌの白にも広げるべく、2008年にグラン・クリュのバタール・モンラッシェとビアンヴニュ・バタール・モンラッシェを入手。同時にピュリニー・モンラッシェ・プルミエ・クリュのガレンヌも加わり、壮観なラインナップを完成させた。 またムルソーではマトロ・ウィッターシェイムと契約を締結。形式上は買いブドウによるネゴスものだが、実際にはブドウ栽培からフェヴレのスタッフが携わっているという。 ニュイ・サン・ジョルジュ最高のクリマ、レ・サン・ジョルジュのグラン・クリュ昇格を同年代の造り手とともに働きかけるエルワン・フェヴレ。 新しい当主のもと、フェヴレ社はさらなる高みを目指して進化し続けているのだ。

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2000年 コレクション ベルナム ラトリシエール シャンベルタン 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Maison Roche de Bellene Latricières Chambertin Grand Cru (Collection Bellenam) 赤ワイン 750ml [AOC]ラトリシエール シャンベルタン 特級畑 20歳以上の方のみご購入いただけます。ヴィンテージワインの購入に伴うリスクをご理解の上、お買い求めください。■Maison Roche de Bellene メゾンロッシュ ド ベレーヌ  ニコラ・ポテルが興したネゴシアン部門です。  メゾン ニコラ ポテルの時代から供給を受けていた葡萄栽培農家との関係を  そのまま引き継いだ形でスタートしています。  

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2020年 ドメーヌ ド モンティーユ モンテリー レ デュレス ブラン 750ml フランス ブルゴーニュ 白ワイン

Domaine de Montille Monthelie 1er Cru Les Duresses Blanc 白ワイン 750ml [AOC]モンテリー 1級畑 [輸入元コメント] 石灰質土壌の畑から選りすぐりの葡萄を収穫。ミネラル感に溢れるがアグレッシヴさはなく滑らか。バランスが良く余韻も素晴らしい。熟成ポテンシャルは5~7年。■Domaine de Montille ドメーヌ ド モンティーユ 頑固な古典派から大きく脱皮 ニュイへ、ピュリニーへと拡大した大ドメーヌ ヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユといえば、古典的ワインの銘醸家として名の知れたドメーヌ。 映画「モンドヴィーノ」でも主役級で取り上げられたので、ご記憶の方も多いに違いない。 先代のユベールはディジョンでの弁護士が本業。というのも1947年にドメーヌを相続した時、ブドウ畑の面積はわずか3haしかなかった。 その後、息子のエティエンヌとともにブドウ畑を拡張し、1990年代には7haを超えるまでに広がった。 このエティエンヌもパリのクーパース&ライブランド(現プライスウォーターハウス・クーパース)の会計士として働いていたが、2001年にブルゴーニュに戻り、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェの経営に就くと同時に、ドメーヌ・ド・モンティーユの当主となった。 もっともエティエンヌ自身は1983年からドメーヌのワイン造りに関与しており、1995年には実質的にドメーヌの主導権を握り、ブドウ栽培をビオロジックへと転換。父から子への継承は着々と進んでいたのである。 エティエンヌがフルタイムで経営にあたるようになってからというもの、ドメーヌの版図拡大は凄まじい。1993年にはすでに、ピュリニー・モンラッシェ1級カイユレをジャン・シャルトロンから買い取っていたが、2004年にボーヌ1級エーグロ(白)、特級コルトン・クロ・デュ・ロワ、コルトン・シャルルマーニュを入手。2005年にドメーヌ・デュジャックと共同でトマ・モワイヤールを買収し、コート・ド・ニュイにも進出した。この時にヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソール、ニュイ・サン・ジョルジュ1級オー・トレイ、特級クロ・ド・ヴージョをラインナップに加えている。 さらに2012年、エティエンヌが経営を任されていたシャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェをオーナーの金融機関から買い取ってしまったのだ。ただし、シャトーが所有していた特級モンラッシェとバタール・モンラッシェは、この買収に協力したシャトー・ラトゥールのフランソワ・ピノーに譲り、彼のドメーヌ・ドゥージェニーに加わることとなる。 白ワインのラインナップ拡充を見越して、エティエンヌはともにマイクロ・ネゴスのドゥー・モンティーユを運営していた妹のアリックスを、2006年から白ワインの醸造責任者に任命。 一方、赤ワインはエティエンヌがおもに監督するものの、全体のセラーマスターとしてアメリカ人のブライアン・シーヴが2010年に就任している。 こうしてあまりにも拡大したためヴォルネイの醸造施設では間に合わなくなり、現在は旧ロピトー・ミニョンが所有していたムルソーのセラーでワイン造りをしている。 一般にエレガントとされるヴォルネイでさえも、「いつ開くのかわからない」と言われたドメーヌ・ド・モンティーユのワインだが、今日では若いうちから香り高く、そしてタンニンもしなやかなものとなり、かつ長期熟成にも十分耐え得るスタイルへと大きく変化している。全房を用いた醸造など、基本的にはユベール時代の様式を継承しながらも、より完熟したブドウを摘み取り、抽出の仕方や発酵温度の管理をより綿密に行うことで、現在のスタイルを築いた。 ムルソーのジャン・マルク・ルーロの元妻であるアリックスが手がける白ワインも秀逸。シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ所有のクリマがアリックスの手を経て、どのようなワインとなるのかも楽しみである。  アドヴォケイトの飲み頃予想は2016年〜2040年。  そろそろ入り口に到達し、楽しめる頃合になってきたマルコンソール2011年。  是非この機会にお買い求めください!!  

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2020年 デュガ ピィ ジュヴレ シャンベルタン V.V. 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Domaine Dugat-Py Gevrey Chambertin Vieilles Vignes 赤ワイン 750ml [AOP]ジュヴレ シャンベルタン [評 価]89-91点 Aromas of cherries, wild plums, warm spices and loamy soil introduce the 2020 Gevrey-Chambertin Vieilles Vignes, a medium to full-bodied, velvety and vibrant wine that's fleshy and concentrated, with powdery tannins and a tangy spine of acidity. Not bad for what Loïc Dugat-Py describes as a "mise en bouche" to begin our tasting. January 2022 Week 3, The Wine Advocate(21st Jan 2022) [輸入元のコメント] 樹齢70年におよぶ区画の村名ジュヴレ・シャンベルタン。ギュッと詰まった緻密な構造。凝縮感に溢れ、ストラクチャーもしっかり。よく熟したラズベリー、ダークチェリー、ブラックベリー、それにバニラのニュアンス。タンニンはキメ細かく豊富だが、果実味によく溶け込んでいる。■Dugat-Py ベルナール デュガ=ピィ

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2014年 ドメーヌ ド モンティーユ ボーヌ レ グレーヴ 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Domaine de Montille Beaune 1er Cru Les Grèves 赤ワイン 750ml [AOC]ボーヌ 1級畑 [評 価]88-90点 The 2014 Beaune 1er Cru Grèves was fully destemmed. It has an earthy, damp woodland-scented bouquet that infiltrates the red berry fruit, perhaps just a little rustic for a Beaune Grèves, but full of character. The palate is medium-bodied with good density and edgy red fruit with earthy tones coming through on the slightly conservative finish. I probably just prefer the Beaune Perrières this year. The Wine Advocate (Dec 31, 2015) 完全に除梗されました。赤いベリーの果実に染み込んだ、素朴で湿った森林の香りのブーケがあり、ボーヌ グレーヴにしては少し素朴かもしれませんが、個性に満ちています。 味わいはミディアムボディで、密度が高く、エッジの効いた赤い果実が感じられ、やや控えめな後味に土のような色合いが感じられます。今年はおそらくボーヌ ペリエールの方が好きかもしれません。(直訳) [輸入元コメント] 砂利の混ざった土壌のワインの見本的なワインで、“graves(グラ―ヴ:砂礫の一種)”から派生していると考えられる。並外れた繊細さを持った規格外のワインで、ドメーヌではこれを“特級ワインの親しい友達”として“グラン・プルミエ クリュ”と位置付けている。■Domaine de Montille ドメーヌ ド モンティーユ 頑固な古典派から大きく脱皮 ニュイへ、ピュリニーへと拡大した大ドメーヌ ヴォルネイのドメーヌ・ド・モンティーユといえば、古典的ワインの銘醸家として名の知れたドメーヌ。 映画「モンドヴィーノ」でも主役級で取り上げられたので、ご記憶の方も多いに違いない。 先代のユベールはディジョンでの弁護士が本業。というのも1947年にドメーヌを相続した時、ブドウ畑の面積はわずか3haしかなかった。 その後、息子のエティエンヌとともにブドウ畑を拡張し、1990年代には7haを超えるまでに広がった。 このエティエンヌもパリのクーパース&ライブランド(現プライスウォーターハウス・クーパース)の会計士として働いていたが、2001年にブルゴーニュに戻り、シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェの経営に就くと同時に、ドメーヌ・ド・モンティーユの当主となった。 もっともエティエンヌ自身は1983年からドメーヌのワイン造りに関与しており、1995年には実質的にドメーヌの主導権を握り、ブドウ栽培をビオロジックへと転換。父から子への継承は着々と進んでいたのである。 エティエンヌがフルタイムで経営にあたるようになってからというもの、ドメーヌの版図拡大は凄まじい。1993年にはすでに、ピュリニー・モンラッシェ1級カイユレをジャン・シャルトロンから買い取っていたが、2004年にボーヌ1級エーグロ(白)、特級コルトン・クロ・デュ・ロワ、コルトン・シャルルマーニュを入手。2005年にドメーヌ・デュジャックと共同でトマ・モワイヤールを買収し、コート・ド・ニュイにも進出した。この時にヴォーヌ・ロマネ1級マルコンソール、ニュイ・サン・ジョルジュ1級オー・トレイ、特級クロ・ド・ヴージョをラインナップに加えている。 さらに2012年、エティエンヌが経営を任されていたシャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェをオーナーの金融機関から買い取ってしまったのだ。ただし、シャトーが所有していた特級モンラッシェとバタール・モンラッシェは、この買収に協力したシャトー・ラトゥールのフランソワ・ピノーに譲り、彼のドメーヌ・ドゥージェニーに加わることとなる。 白ワインのラインナップ拡充を見越して、エティエンヌはともにマイクロ・ネゴスのドゥー・モンティーユを運営していた妹のアリックスを、2006年から白ワインの醸造責任者に任命。 一方、赤ワインはエティエンヌがおもに監督するものの、全体のセラーマスターとしてアメリカ人のブライアン・シーヴが2010年に就任している。 こうしてあまりにも拡大したためヴォルネイの醸造施設では間に合わなくなり、現在は旧ロピトー・ミニョンが所有していたムルソーのセラーでワイン造りをしている。 一般にエレガントとされるヴォルネイでさえも、「いつ開くのかわからない」と言われたドメーヌ・ド・モンティーユのワインだが、今日では若いうちから香り高く、そしてタンニンもしなやかなものとなり、かつ長期熟成にも十分耐え得るスタイルへと大きく変化している。全房を用いた醸造など、基本的にはユベール時代の様式を継承しながらも、より完熟したブドウを摘み取り、抽出の仕方や発酵温度の管理をより綿密に行うことで、現在のスタイルを築いた。 ムルソーのジャン・マルク・ルーロの元妻であるアリックスが手がける白ワインも秀逸。シャトー・ド・ピュリニー・モンラッシェ所有のクリマがアリックスの手を経て、どのようなワインとなるのかも楽しみである。  アドヴォケイトの飲み頃予想は2016年〜2040年。  そろそろ入り口に到達し、楽しめる頃合になってきたマルコンソール2011年。  是非この機会にお買い求めください!!  

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2018年 マウント メアリー シャルドネ 750ml オーストラリア ヤラ ヴァレー 白ワイン

Mount Mary Vineyard Yarra Valley Chardonnay 白ワイン 750ml [産 地]オーストラリア ヤラ ヴァレー [輸入元コメント] 地方:ヴィクトリア 原産地呼称:ヤラ ヴァレーGI 品種:シャルドネ100% 醸造:除梗後、複雑さとボディを与えるため比較的強めに圧搾、MLF無し、11ヶ月樽発 酵・熟成(新樽30%)。 樽、火打ち石、ライム、洋梨、グレープフルーツ、蜂蜜、クレームブリュレの複雑なアロマ。口中では蜂蜜、熟した洋梨、グレープフルーツ、トーストのフレーヴァーが溢れ、引き締まった酸を伴う深みのある芳醇な味わいのワインです。■Mount Mary Vineyard マウント メアリーは、オーストラリアの南東、ビクトリア州メルボルンの東に位置するヤラ ヴァレーの中心にある家族経営 のワイナリーで、1971年にジョンとマーリ ミドルトンによって創設されました。 ワイナリーがあるヤラ ヴァレーは、気候がボルドーとブルゴーニュに類似していることから、1850年代スイス人入植者により、ブドウが植樹され、ワイン生産が始まり、そしてプレミアムワイン産地として、再興された最初のブドウ畑のひとつとなった歴史があります。 創設者のジョンとマーリは1960年代に世界中のワイン産地を訪れ、特にボルドーとブルゴーニュに強く感銘を受けました。彼らはフランスのプレミアムワインに魅了され、オーストラリアで同様のワインを生産することを決意。これがマウント メアリーの始まりでし た。 1971年に理想的な北向きの斜面のマウント メアリーの土地に最初の植樹が行われ、現在では40エーカーにわたり18の品種 が栽培されています。ワインはボルドー品種のブレンドで造るクインテット(赤)とトリオレット(白)、ブルゴーニュ品種のピノ ノワール(赤)とシャルドネ(白)があります。 現在は3代目のサム ミドルトンが醸造を担当し、自然環境や生物多様性を重視しながら、エレガントなフレンチスタイルのワインを生み出しています。今回ご案内するクインテット2018は「2021 Halliday Wine Companion Awards ハリデー ワイン コンパニオン アワード」の「カベルネおよびファミリー ヴァラ エタル」部門で優勝者に選出され、ジェームス サックリンは「魅惑的にシルキーで、フルーツと副次的な風味が万華鏡のよう に広がる」と99点を付けました。実際に今回のワインを試飲してきましたが、どのワインも素晴らしく、すぐに買い付けを決心したほどの味わい。

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2021年 ジョゼフ コラン シャサーニュ モンラッシェ ブラン 750ml フランス ブルゴーニュ 白ワイン

Domaine Joseph Colin Chassagne Motrachet Blanc 白ワイン 750ml [AOC]シャサーニュ モンラッシェ■Domaine Joseph Colin  ジョゼフ コラン マルク・コランの次男が独立 経験と知識を生かしたワイン造り マルク・コランの次男、ジョゼフが独立しスタートさせたドメーヌ。 母ミシェルの実家はサン・トーバンの作り手、父マルクの実家はシャサーニュ・モンラッシェの作り手というワイナリー一家で、19歳だった1993年から仕事を始める。長男ピエール・イヴは1996年からドメーヌに参加し、三男のダミアンは1999年、そして長女カロリーヌは2005年から参加と、兄妹揃ってワイン造りをすることとなる。 長男ピエール・イヴは2005年に独立。現在では高い人気を誇るドメーヌとなっている。 そしてジョゼフも2017年、独立しドメーヌ・ジョゼフ・コランを立ち上げる。 ドメーヌ・ジョゼフ・コランでは主に実家から受け継いだ6.5ヘクタールの畑で仕事をし、サン・トーバン、シャサーニュ、ピュリニーのヴィラージュ、1級、特級を合わせた19のアペラシオンのワインを造っている。 ビオディナミを意識し、畑には除草剤や化学肥料は使用しない。 シャトニエールとサンティエ・デュ・クルーの急斜面の畑は土壌の浸食を避けるため、手作業で草刈りをする。ブドウの病気対策もビオを尊重し行っている。 収穫は完全に手摘みで、それぞれの畑のブドウが理想的な果熟とバランスになるタイミングまで、3週間かかることもある。 赤ワインは75%除梗。圧搾はなし。発酵は土着酵母によって行われるため、キュヴェゾンの間(約20日)、手をかけるのは最小限。 ワインは重力を利用して樽に移す。新樽率は15~20%。 樽熟成は12か月間。月齢カレンダーのフルーツの日と満月の日に重力を利用して澱引きを行う。ワインは2か月休ませ瓶詰め。濾過はしない。 白ワインは、収穫後全てプレスにかける。デブルバージュ、低温浸漬などせず、土着酵母の発酵が始まったらすぐに樽に移す。樽熟成は12か月間。バトナージュはしない。ウイヤージュと樽の清浄を2週間に1回行う。 12か月後、新月とフルーツの日、花の日を選びワインを澱引きする。 澱引きのあと清澄し、2か月タンクで休ませてから瓶詰め。濾過はしない。 ジョゼフのワインははっきりとした果実味の中に酸とミネラルのコントラストが感じられるのが特徴。25年以上にも渡る経験と知識が反映されている。

ワイン -> 白ワイン

1980年 ミゲル コルヘイタ ポート 750ml ポルトガル

Miguels Colheita Porto 750ml 瓶詰め年 2017年 アルコール度数 20度 ブドウ品種 Touriga Nacional Touriga Franca Tinta Roriz Tinta Barroca Tinto Cão■Miguels Colheita Porto ミゲルはポルトガルのDouro(ドウロ)、Port(ポルト)、Dão(ダン)、Bairrada(バイラーダ)の4地区に畑を持つ、1926年からの歴史がある老舗ワイナリーです。 Colheita(コルヘイタ)とは、ブレンドを特徴としたトゥニー・ポートの中でも珍しく単一年のみで造られ、収穫後4年を経たところで「I.V.P ポートワイン協会」に申請をし認定されたものを、7年以上樽熟成を重ねた特別なキュヴェに対してつけられる名称です。 トゥニー(tawny)とは、黄褐色の意味で、基本的にはルビーポートを熟成させたものを指しますが、現在では熟成したルビーポートにホワイトポートをブレンドしたもの、ホワイトポートのみを長期熟成させたものもトゥニーと名乗れます。 コルヘイタは収穫年と瓶詰め年の表記が規定されており、ヴィンテージポートと違い瓶詰め後はそれほど熟成は進まないので樽熟成期間を重視してみると良いでしょう。 Vintage Porto(ヴィンテージ・ポート)は、良いブドウが出来た年のみのブドウを使用し、トゥニーと違い、樽熟成期間を短くし、濾過をしないまま瓶詰めをすることで、瓶内発酵させ、それにより複雑で深い香りと味わいを生み出す製法で造られるものです。 コルヘイタとヴィンテージでは、熟成や製法が違うので、比較して楽しむことも一興ですし、バースデイ・ヴィンテージをお探しの方にもオススメです。  

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2020年 ブルソー ブルゴーニュ ピノノワール 750ml フランス 赤ワイン

Boursot Pere et Fils Bourgogne Pinot Noir 赤ワイン 750ml [AOC]ブルゴーニュ ブルソーは松澤屋 蔵直輸入のシャンボール ミュジニーのドメーヌ。 世界的にあまり知られてない理由は、1990年代まで輸出はせず、フランス国内で販売をしていた事にも由来します。彼らのワインの特徴は、シャンボール ミュジニーのスタイルと伝統を受け継ぎながらも、モダンな味わいに仕上がっているところにあります。 ブルソーは16世紀に葡萄造りを始め、14世代に渡りワイン醸造に携わっている歴史あるドメーヌです。所有する畑のブドウの樹齢は70年超えのものが多く、下のクラスのワインでも60年前後のものを使用。 ドメーヌは13代目のレミー ブルソー氏から2014年に二人のご子息が継承していますが、兄は2011年にマネージメントを、弟は2012年にはブドウ栽培に携わり始めています。先代の時代はクラシカルな造りのワインで、ご子息に代替わりし、ワインは洗練されたエレガントなスタイルに変化し、これからがとても楽しみな生産者です。 ブルソーのワインは凝縮感があり、程よいオークのニュアンスを感じます。味わいの強い果実味を引き出すために、樽のセレクトに非常にこだわっており、2つの樽メーカーから、異なる3つの産地のオーク(トロンセ、フォンテンブロー、シャティロネ)を選び、更に2種類の焼き入れをした樽を使用しています。 産地や焼き入れの違いからくる微妙なニュアンスの違いがワインにも反映されています。その他、可愛らしい赤い果実(イチゴやフランボワーズ)、スミレの上品な芳香、トリュフ、プルーン、紅茶や腐葉土まで、複雑で豊かな酒質は村名クラスでも感じられます。 ジャック フレデリック ミュニエのモノポール(単一畑)であるニュイサンジョルジュ1級クロ ド ラ マレシャルの畑と地続き真隣の一角という好立地にあるコートドニュイ ヴィラージュ レ ルトレのコストパフォーマンスの良さは一飲の価値があります。 

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2000年 シャトー ランシュ ムーサ 750ml フランス ボルドー 赤ワイン

Château Lynch Moussas 赤ワイン 750ml [AOC]ポイヤック 第5級 [評 価]88点 Probably the best effort I have tasted from Lynch-Moussas ... in my career! Deep ruby/purple, with a sweet nose of creme de cassis intermixed with licorice, dried herbs, and vanilla, the wine is rich in fruit, has good glycerin, silky tannin, and a nice, spicy, layered finish. This will certainly have broad appeal, and it is good to see this property turn out something this interesting. Anticipated maturity: 2005-2015. 146, The Wine Advocate(23rd Apr 2003) たぶん私が(仕事で)試飲したランシュ・ムーサでは最高の作品だ! 深みのあるルビー/紫色をしており、甘草、乾燥ハーブ、バニラが混ざり合った甘いクレーム・ド・カシスのノーズがある。果実味の豊かなワインで、良質のグリセリン、絹のようなタンニン、感じの良い、スパイシーな、層状のフィニッシュがある。幅広い層にアピールするワインになるのは確かで、このシャトーがこれほど興味深いものをつくりだすのが見られるとは、ありがたいことである。 予想される飲み頃: 2005 ~ 2015 年。■Lynch Moussas ランシュ ムーサ ランシュ ムーサはカステジャ家が所有管理しているが、ボルドーの有名ネゴシアン、ボリーマヌー社を運営している一家でもある。同社が手掛けるワインは1980年代前半以降、特にポイヤック(シャトー バタイエ)、サンテミリオン(シャトー トロット ヴィエイユ)、ポムロール(ドメーヌ ド レグリーズ)などの有名どころでは相当な改善が見られるようになったのだが、ランシュ ムーサはそれでも軽く、往々にして水っぽい、単純な、個性と器量に欠けるワインを生産し続けていた。控えめながらも品質に改善が見られるようになったのは1994年からのことである。 美術出版社 『BORDEAUX ボルドー 第4版』

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2018年 ジェラー デュプレシ シャブリ 750ml フランス ブルゴーニュ 白ワイン

Gérard Duplessis Chablis 白ワイン 750ml [AOC]シャブリ [輸入元のコメント] 1級ヴァイヨンの向かい側斜面に位置する3つの区画から。フローラルなアロマとミネラル感が際立つ。シンプルさの中に美しさを感じ取るわびさびの世界。長期熟成を可能とする古典的スタイルのシャブリ クラシックなシャブリで知られるジェラー・デュプレシ(カーヴ・デュプレシ)だが、ジェラールの息子、リリアンが実質的に経営を受け継ぎ、さまざまな変化が見えている。 ドメーヌはACシャブリのほか、5つの1級畑(フルショーム、モンテ・ド・トネール、モンマン、ヴァイヨン、ヴォージロー)と1つの特級畑(レ・クロ)をもち、自社畑の規模はおよそ8ha。 2007年からリリアン主導でビオロジック栽培に移行し、2010年にとうとう認証を取得した。 1級畑と特級畑の醸造法は6ヶ月ステンレスタンク、6ヶ月小樽熟成、6ヶ月ステンレスタンクと変則的。 しかしこの醸造法が長期熟成に耐え得るシャブリを生み出し、実際、ドメーヌのセラーには古いバックヴィンテージのシャブリが販売用として残されている。 父ジェラールの時代はACシャブリもこの醸造法だったが、本来若飲みのACシャブリにはフレッシュさも残したいと考えたリリアンは、ステンレスタンクで発酵後、そのまま14ヶ月間、ステンレスタンクの中で熟成させることにした。 1級畑のうちヴォージローについても、樹齢の若い木から造られるため、ACシャブリと同じ醸造法をとっている。このワインはラベルに畑名を入れず、「シャブリ・プルミエ・クリュ・ジュヌ・ガルド」としてリリース。ジュヌ・ガルドとは若いうちに楽しむキュヴェという意味である。 ヴァンサン・ドーヴィサやフランソワ・ラヴノーと似た路線のシャブリながら、だいぶお値打ち。 瓶詰め後もある程度熟成させるので、ドメーヌからの出荷がやや遅め。自分で寝かせる手間が省けるのもうれしい点だ。

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2020年 ミシェル グロ ヴォーヌロマネ クロ デ レア 750ml フランス ブルゴーニュ 赤ワイン

Domaine Michel Gros Vosne Romanée 1er Cru Clos des Réas (Monopole) 赤ワイン 750ml [AOC]ヴォーヌロマネ 1級畑(単独所有畑) [輸入元のコメント] 1860年にグロ家の祖先アルフォンスが購入したモノポール(単独所有)の畑。土壌は石灰岩の大きな岩がゴロゴロとあり、泥灰土も混じっている。この泥灰土がワインにエレガントな香りを与え、タンニンはシルキーになり、酸味は穏やか。若いうちから美味しく味わうことが可能。ワインのバランスはほぼ完璧といってよいほどで、10~15年の熟成を経ても、果実味やフレッシュさはまったく失われる心配がない。旧ジャン・グロの正統的後継者 お値打ちのオート・コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネにおけるかつての大ドメーヌ、ジャン・グロは、96年に3人の子供への相続が完了。 リシュブールを妹のアンヌ・フランソワーズに譲る代わり、ジャン・グロの看板となるモノポール畑、ヴォーヌ・ロマネ1級クロ・デ・レア2.12haを継承したのが長男のミシェル・グロ。 また、ジャン・グロのラベルが消滅するはるか以前から、実質的にジャン・グロのワインを造っていたのもミシェル・グロである。 あらためてグロ家の家系について述べれば、ジャン・グロにはほかに3人の兄弟がおり、兄のギュスターヴと妹のコレットはグロ・フレール・エ・スールを創設。このふたりには子供がなかったため、ジャンの次男、つまりミシェルの弟であるベルナールが跡を継いだ。 ジャンの弟のフランソワはドメーヌ・フランソワ・グロを立ち上げ、娘のアンヌが成長するとドメーヌ・アンヌ・エ・フランソワ・グロに改名。95年以降、ドメーヌ・アンヌ・グロとして継承された。 ミシェルの妹、アンヌ・フランソワーズはポマールのフランソワ・パランに嫁ぎ、ジャン・グロの生前贈与が始まった1988年にドメーヌ・A-F・グロを創設。ワインを醸造しているのは夫のフランソワ・パランである。 このように現在、グロを名乗るドメーヌは全部で4つ存在する。 ドメーヌ・ミシェル・グロはヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、シャンボール・ミュジニーに畑を所有。特級畑としてはクロ・ヴージョの最上部に0.2haの区画を所有する。ただし、もっとも広い畑はブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイで、その面積は10haを超える。 これはジャン・グロとは別にミシェル・グロが若い時からコツコツと広げた区画である。 赤ワインの醸造は手摘みで収穫後、ブドウ畑の中で選果。3〜6人の摘み取り人に対しひとりの選果人をつける。 醸造所に運ばれたブドウは100%除梗。1996年以降、ドメーヌでは補糖を一切せず、万が一、熟度が足りない場合にはエントロピー・エヴァポレーターを用いて果汁を濃縮する。 自生酵母による万が一のトラブルを好まないミシェルは、培養酵母を用いてアルコール発酵。発酵の前半でルモンタージュ、後半はピジャージュによって抽出を行う。 ブルゴーニュ・ルージュとブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイの樽熟成は、最初の6ヶ月を大樽で行い、その後、1〜3年使用した小樽に移して12ヶ月続ける。村名以上は小樽で18ヶ月だが、新樽率はアペラシオンごとに異なり、村名で30〜40%、1級で50〜80%、特級のクロ・ヴージョで100%だ。 ミシェル・グロのワインは濃いめの色調をもち、果実味が前面に出て、オークの香ばしいフレーバーが豊かに香るタイプ。しかしながら、アペラシオンごとのテロワールはそのテクスチャーの中にきちんと表現され、ニュイは力強く、ヴォーヌは気品があり、シャンボールはシルキーである。 また生産量の多いオート・コートは、価格の割りに質が高く、ラインナップの中でもとくにお値打ちの1本といえよう。

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