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時代劇スペシャル 白虎隊 [DVD]

DVD発売日2000/12/6詳しい納期他、ご注文時はご利用案内・返品のページをご確認くださいジャンル国内TV時代劇 監督斉藤武市出演森繁久彌里見浩太朗風間杜夫国広富之収録時間288分組枚数2商品説明時代劇スペシャル 白虎隊NHK「紅白歌合戦」の対抗番組として、1986年から1993年まで日本テレビ系で放映された「年末時代劇スペシャル」の第2弾。里見演じる会津藩国家老・西郷頼母の一族21人が壮絶な自決を遂げるシーンはきっと涙無しでは見られないとても悲しい悲話。風間杜夫、国広富之、近藤正臣ほか出演、この豪華なキャストで描く歴史ロマンス。堀内孝雄が歌う主題歌「愛しき日々」は大ヒットを記録した。文久2年江戸末期、尊皇攘夷派と幕府方との軋轢が増す中、会津藩主・松平容保は話し合いで和解の道を開こうとするが、攘夷派たちの行動は一層過激さを増すばかり。鎮圧に乗り出した容保は新撰組らの活躍もあって一旦は有利に立つが、天皇崩御を境に一転して窮地へ追い込まれる。時代の流れに逆らい滅び去った若き武士、会津白虎隊。時代は、会津藩を盟主とする東軍と薩長を筆頭とする西軍の全面戦争へ突入していく・・・。関連商品時代劇スペシャル シリーズセット販売はコチラ商品スペック 種別 DVD JAN 4988021111621 画面サイズ スタンダード カラー カラー 製作年 1986 製作国 日本 音声 日本語DD(モノラル)    販売元 バップ登録日2004/06/01

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時代劇スペシャル 忠臣蔵 [DVD]

DVD発売日2000/12/6詳しい納期他、ご注文時はご利用案内・返品のページをご確認くださいジャンル国内TV時代劇 監督斎藤武市出演里見浩太朗風間杜夫森繁久彌中野良子収録時間組枚数2商品説明時代劇スペシャル 忠臣蔵元禄の世の衝撃的事件。松の廊下の刃傷から四十七士の切腹処分まで、新しい解釈を加えて描く一大ロマン。(出演)里見浩太朗、風間杜夫、森繁久彌、他。本作の前編は、浅野内匠頭と吉良上野介との葛藤から、内匠頭の切腹、大石内蔵助の仇討ちへの決意を。後編は仇討ちにいたる赤穂四十七士達の様々な人間模様と討ち入り、そして切腹処分を描く。関連商品時代劇スペシャル シリーズセット販売はコチラ商品スペック 種別 DVD JAN 4988021111614 画面サイズ スタンダード カラー カラー 製作年 1985 製作国 日本 音声 日本語DD(モノラル)    販売元 バップ登録日2004/06/01

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500円クーポン発行中!大河ドラマ 新選組! 完全版 第壱集 DVD-BOX 全7枚セット

大河ドラマ 第43作 『新選組!』新選組として幕末を駆け抜けた近藤勇と仲間たち。誠の名に集いし若者たちの青春群像。時代に翻ろうされながらも最後まで未来を信じて生きた幕末の志士たちの青春を描く。【収録内容】■第1回 『黒船が来た』元治元年(1864)、京都。近藤勇率いる新選組が不逞浪士の取締りに出動。長州藩の巨魁・桂小五郎は取り逃がしたものの沖田総司らの活躍もあって大きな成果をあげる。事件の顛末を耳にした坂本龍馬は近藤と初めて出会い一緒に黒船見物に行った10年前の“あの頃”を思い起こす。浦賀に来航した黒船に魅かれた近藤と土方歳三が船内に忍び込もうとしたが叶わず、自分達の小ささを思い知った頃だった。■第2回 『多摩の誇りとは』親友の歳三と再会した勇は横行している盗賊の退治を多摩の後援者から頼まれる。滝本捨助が雇った助っ人の永倉新八と協力して退治に成功するが、その際に勇は歳三を助けるために初めて人を斬ってしまう。落ち込んでいた勇は歳三の兄の為次郎から「歳三と二人で時代を斬り結べ」と励まされる。■第3回 『母は家出する』自宅に招いた龍馬らが交わす天下国家の話に刺激を受ける勇。その頃、勇の縁談を巡って父の周助と母のふでが激しい夫婦喧嘩。結果、母が家を出て行ってしまう。そんな時、詐欺まがいの道場破りがばれて袋叩きにされた歳三が勇の前に現れて「強くなりたいから入門させれくれ」と頼み込んでくる。■第4回 『天地ひっくり返る』試衛館道場には居候が多くて台所は火の車。勇は稽古代を集金に行った門人宅で山口一(のちの斎藤一)と出会う。当の門人は料理屋の主人に扮した芹沢鴨の手引きで逃亡してしまう。一方、勇の不在時に訪ねて来た山南敬助を道場破りと勘違いした周助や土方は大騒ぎ。そして城下では『桜田門外の変』で井伊直弼が暗殺。憤死した襲撃浪士の中には、逃亡した門人の姿があった。■第5回 『婚礼の日に』武家の娘つねと祝言をあげた勇は実兄の宮川音五郎から宮川家代々の下帯を贈られ感無量。歳三は招待した道場主の出席がなく不機嫌だが、試衛館の食客達は各々の持ち場で宴を支えている。そんな祝宴の最中、傷ついた山口一が逃げ込んで来て、追っ手の役人と悶着が起きる。勇は祝言そっちのけで、芹沢鴨に山口の闘争を頼みに行く。■第6回 『ヒュースケン逃げろ』奉納試合の帰り道、勇と歳三は米国公使通訳のヒュースケン暗殺の企みに巻き込まれ、報酬目当てで異人狩りを引き受けた永倉と再会する。勇は暗殺の阻止を決意し、ヒュースケンと接触する。そして異人の心にも日本を愛する気持ちや武士道の精神があることを知り感動する。救出に成功した勇は永倉を試衛館の客分として迎える。■第7回 『祝四代目襲名』勇の四代目襲名披露のため、府中六所明神に集まった天然理心流の門弟達が、紅白に分かれて野試合を行う。その夜の宴席で、原田左之助が試衛館の客人になることを宣言する。龍馬もまたお祝いに駆けつけて来る。血判状が原因で勇と龍馬があわや決闘寸前となるが、互いの立場の違いを思いやる友情が芽生え始めていた。■第8回 『どうなる日本』勇は講武所の松平主税助に挨拶に行って袖の下を渡す。教授方への就任を約束された勇だが、覇気のない講武所の実態を知る。訳あってエゲレス公使館を訪ねた勇は原田やみつらとイギリス人殺傷事件に遭遇する。■第9回 『すべてはこの手紙』講武所への出仕を反故にされた勇は「農民出身ゆえに不採用になった」と勝海舟から指摘される。一方、お琴と逢引していた歳三は彼女の兄らに袋叩きにされる。平凡な人生を送るしかないのか…と諦めかけていや勇は、つねが隠していた浪士組結成を知らせる山南の手紙を目にして自分が進むべき道を発見する。■第10回 『いよいよ浪士組』浪士組結成の献策をした清河八郎と対面した勇は涙ながらに参加を要請されて感動する。養父の周斎は勇の決意を快く認めるが、食客以外の門人達は参加に難色を示し、勇は出鼻を挫かれてしまう。入隊受け付けの日、予定数を越えて集まった浪士達の中に沖田の姿があった。勇から江戸残留を言い渡されたにもかかわらず、前髪を落とした姿で現れた沖田は勇に強く同行を懇願する。■第11回 『母上行ってきます』浪士組が京へ出立する日が近づく。浪士組結成の首謀者である清河八郎は、実は浪士組を尊王攘夷の先鋒として利用する計画であることを山岡に打ち明ける。そして、義母のふでに呼びつけられた勇は「武士よりも武士らしくなって戻ってきなさい」と温かい言葉で送り出される。■第12回 『西へ!』浪士組出立の日、隊の編成が発表される。勇は無役のヒラ隊士の扱いであった。芹沢鴨は隊の編成に難癖をつけるが粕谷新五郎に力で捻じ伏せられる。捨助から大金を騙し取った歳三は、その金を袖の下に使って勇を先番宿割の役につける。■第13回 『芹沢鴨、爆発』本庄宿に到着した勇は宿割りのお役目に奔走するが上手くさばけない。そんな勇の姿を見た歳三は試衛館の面々を動員。的確な差配で宿割りを成し遂げる。しかし素行不良の芹沢鴨に誤って鳥小屋を割り当ててしまう。つむじを曲げた芹沢は本庄宿の真ん中で巨大な焚き火を始めるという暴挙に。この場面で勇は炎の前で身体を張って芹沢に向き合い、見事にその場を収める。■第14回 『京へ到着』京都に到着した勇ら浪士組は清河八郎に呼び出されて朝廷への建白書に署名させられる。勇たちは八木源之丞邸を寄宿先として生活を始めるが、家族にとっては甚だ迷惑そうである。そんな折、清河から「今後、浪士組は朝廷のために働くことになる」と宣言され、幕臣の佐々木只三郎は愕然とする。■第15回 『行くか、残るか』勇たちが寄宿する八木邸では娘のひでが男たちから身を守るため男装して過ごしていた。その八木家の娘ひでを相手に剣術を教えながら長閑な時を過ごしていた時、浪士組の江戸帰還という情報を耳にした歳三は「京都で自分達だけの浪士組を作ろう」とする。そんな時、清河八郎が「今後、浪士組は朝廷の兵となって攘夷のために江戸へ帰還する」と宣言。しかし勇ら試衛館の面々は芹沢鴨らとともに反旗を翻し京都に残留する。■第16回 『一筆啓上、つね様』江戸に残るつねのもとに勇から、京都での奮闘ぶりを伝える一通の手紙が届く。そこには“勇たちが新しい浪士組を作るために仲間を増やそうと悪戦苦闘している様子”、“寄宿先の八木家での暮らしぶり”、“(本当は何も出来なかったが)上洛した将軍の警護に就いたこと”、そして“会津藩主で京都守護職の松平容保に面会して壬生浪士組が正式に会津藩預かりとなったこと”などが綴られていた。■第17回 『はじまりの死』会津藩主の松平容保に謁見した後、会津藩預かりとなった浪士組。組名や組長をどうするかを話し合うが、それぞれの思惑が絡んで一向に収拾がつかない。そんな頃、殿内義雄が浪士組の動向を江戸へ報告するために残った間諜だと発覚。疑心暗鬼になっている芹沢が殿内を斬ってしまう事件が起こる。■第18回 『初出動!壬生浪士』勇は龍馬から「日本の将来のためには海軍が不可欠だ」と力説される。しかし、相も変わらず浪士組では試衛館の面々と芹沢一派による主導権争いが続き、虚しい日々が過ぎてゆく。そんな中、長州の久坂玄瑞らが立てた“幕府を揶揄した数え歌”の立て札が京都の町で話題となる。その取り締まりを命じられた浪士組は、立て札を引き抜くことで長州と対立する立場を鮮明にする。■第19回 『通夜の日に』八木家では姑の久が、唯ひとり心を許した原田に見守られながら天命を全うする。葬儀一切の仕切りを任されたのは勇ら浪士組。焼香の場に突然、現れたのは対立する長州藩の久坂玄瑞。勇に「長州藩の邪魔をするな」と忠告して一触即発の場面に。無事に葬儀が執り行われたあと、誠意を尽くして葬儀を仕切った勇たちに対して、今までの誤解を詫びる八木家の面々。勇らは実はひでが女性であったと打ち明けられる。■第20回 『鴨を酔わすな』隊服を新調した浪士組の勢力拡大のために歳三は新入隊士を募集する。勇は龍馬から「清河八郎が佐々木只三郎に暗殺された」と聞く。そのころ芹沢は、桂ともめたり、会津藩の目付け役にまで毒づいたりと、少しずつ破滅への坂を転がり始める。■第21回 『どっこい事件』将軍が江戸へ戻り、勇は松平容保のためにだけ京都に残って働くことを決意する。芹沢は大坂で一人の力士を斬り殺した事で力士達と乱闘となり、その際に総司は初めて人を斬る。この騒動を知って単身で先方に乗り込んだ勇は誠意でこの不幸な事件を収める。存在感がますます大きくなってゆく勇を目の当たりにして、芹沢のいら立ちは爆発寸前にまで膨張する。■第22回 『屋根の上の鴨』会津藩主の松平容保公じきじきに「今後も会津藩預かりの浪士組として励むように」との許しを得た勇は、実質的な実入り確保と相撲部屋との親睦を兼ねた相撲興行を開催して見事に成功させる。反面、存在感が薄くなりつつある芹沢はお梅の甘言に乗せられ、金銭の供出に応じない大和屋を手当たり次第に打ち壊す。■第23回 『政変、八月十八日』勇は会津藩より芹沢の振る舞いをとがめられる。文久3年(1863)8月18日、禁裏から長州勢力の駆逐を決意した会津と薩摩は、禁裏締め出しを決行。松平容保公から出動を命じられた新選組は会津藩からの下知を待たずに禁裏へと進軍。芹沢の押しの強さで割り振られていた持ち場のお花畑に布陣する。■第24回 『避けては通れぬ道』勇が反対するも歳三と山南は芹沢を排除することを決意する。芹沢の取り巻きから除いていく方針を立てた歳三らは、まず新見錦を罠に陥れ、整備したばかりの法度に違反したとして切腹に追い込む。次は自分の番だと追い込まれた芹沢は、お梅と戯れる総司を目にした瞬間、我を忘れて殴りつける。■第25回 『新選組誕生』勇は、歳三が抱く野望のなみなみならぬ覚悟を知って芹沢排除に傾いていく。松平容保に拝謁した近藤は「新選組」という新しい隊の名前を頂く。その夜、芹沢暗殺のために仕立てられた宴会で、芹沢から「鬼になれよ、近藤」と心のうちを見透かされる。屯所に着いた芹沢は、自ら望んだ総司の手にかかり、お梅と共に壮絶な最期を遂げる。■第26回 『局長近藤勇』新選組の隊士募集で新たに武田観柳斎や山崎烝、谷三兄弟らが入隊する。一方、大阪では、大阪町奉行の内山彦次郎の悪行を歳三が暴いたことから、捕縛された斎藤がて拷問されるなど対立が深まっていく。幕府方の身でありながら佐幕派の浪士組を敵視する内山を獅子身中の虫とみなした勇は内山の暗殺を決意。歳三や総司を差し向けてその命を奪う。■第27回 『直前、池田屋事件』日増しに不穏な空気が色濃くなっていく京の都。ある日、武田観柳斎が不逞浪士の探索中に桝屋の土蔵で多くの武器弾薬を発見。歳三による過酷な取調べで桝屋の主人を尋問したところ、不逞浪士が京の街に火を放ち、その隙に帝を長州へ拉致しようとのたくらみを突き止める。【出演】香取慎吾、藤原竜也、山本耕史、佐藤浩市、江口洋介 ほか脚本・作:三谷幸喜音楽:服部隆之テノール独唱:ジョン・健・ヌッツォ【特典映像】・NHKにて放送されたメイキング番組「大河ドラマ「新選組!」魅力のすべて(25分)」収録・各巻に「新選組を行く(一部)」を収録・プレマップ収録○2004年 放送*DVD7枚組

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500円クーポン発行中!花へんろ ~風の昭和日記~ 全2枚セット

※ラッピングのご注意点 ・商品個々の包装は承っておりません。【NHKエンタープライズ ファミリー倶楽部 限定商品】“昭和とは どんな眺めぞ 花へんろ”四国・松山近くの遍路道沿いにある商家を舞台に、ある家族とそれを取り巻く人々の織りなす人間模様を描いた、1985年放送の名作ドラマ初DVD化。早坂暁・作、桃井かおり・主演。脇を固める名優たちの豪華な顔ぶれにも注目!【ストーリー】大正12年夏、静子は家出をした。東京の音楽学校へ行きたい静子は、叔母のウメからお金を借りて船着場へ向かうが、そこへ関東大震災の知らせが入り東京行きをあきらめざるをえなくなる…。【出演】桃井かおり、河原崎長一郎、中条静夫、森本レオ、樹木希林、下條正巳、小林亜星、イッセー尾形、加藤治子藤村志保、沢村貞子 ほか【語り】渥美 清脚本:早坂 暁演出:深町幸男、木田幸紀、外園悠治【封入特典】 ※予定リーフレット○1985年 放送*DVD2枚組*収録時間約315分/画面サイズ4:3/モノラル/カラー

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500円クーポン発行中!大河ドラマ 太平記 完全版 第壱集 DVD-BOX 全7枚セット

南北朝を駆け抜けた室町幕府初代将軍・足利尊氏。腐敗した鎌倉幕府討伐から太平の世の到来までの動乱期を描いた軍記ドラマ。【収録内容】 ■DISC.1○第1回  『父と子』14世紀初頭、鎌倉幕府は北条一族が専制の色を強め、執権・北条高時を影で操る実力者 長崎円喜は御家人の最大勢力である足利氏を隙あらぱ滅ぼそうと考えていた。そんな折、足利氏の棟梁・足利貞氏のもとに嫡男誕生の報せが届く。その子こそが幼名を又太郎、のちの足利高氏(尊氏)である。十数年後、又太郎は足利荘と隣接する新田荘に好奇心から侵入してしまう。そこで新田小太郎、後に生涯のライバルとなる新田義貞と出会う。15歳になった又太郎は鎌倉にて元服するが、烏帽子親である北条高時の嫌がらせにあう。ある日、高氏は母の使いで北条一族である赤橋家に出向き、そこで美しい娘と出会う…。○第2回  『芽生え』高氏は長崎円喜の従者が僧侶に残忍な仕打ちをしているのを目撃。助けようとする高氏はあわやというところで山伏に変装した日野俊基に助けられる。この一件で父 貞氏が円喜に謝罪に行ったと知り、高氏は円喜の非を主張する。貞氏は北条の非難を避けるため、伊勢神宮参拝を口実に高氏を京ヘ遣わす。旅の途中、花夜叉率いる田楽一座に出会い、足利氏を親の敵と信じるましらの石から勝負を持ちかけられるのだった。○第3回  『風雲児』入京した高氏は醍醐寺を訪ねた折、偶然にもその庭にて時の帝である後醍醐天皇に出会い日野俊基との再会を果たす。俊基は高氏に腐敗した鎌倉ヘの倒幕の意志を明かし、足利の力が必要だと訴える。高氏は六波羅勢に追われる俊基を助け佐々木道誉の屋敷に連れられる。道誉の屋敷で宴会となり、花夜叉一座の白拍子の藤夜叉と出会い、一夜をともにするのだった。■DISC.2○第4回  『帝 ご謀反』公家を中心とした倒幕の謀反が発覚し、高氏は日野俊基との関係を疑われ、六波羅にて取り調べを受ける。鎌倉で、父 貞氏が長崎円喜に頭を下げ、円喜は案ずるに及ばずと言う。俊基の犠牲もやむなしとする公家の中、後醍醐天皇は、心痛の面持ちであった。高氏は六波羅から釈放され、鎌倉への帰途についたが、藤沢の手前で侍所の武者に包囲されてしまう。○第5回  『危うし 足利家』高氏捕縛は北条家による足利家への宣戦布告にみなされ、幕府に緊張が走った。父 貞氏は北条高時に直接会い、高氏釈放を願い出るが、長崎円喜の力の大きさを思い知らされる。そのころ、鎌倉に護送される日野俊基を見守る花夜叉一座がいた。鎌倉の足利つぶしにも発展しかねない状況を知り、藤夜叉はショックを受ける。藤夜叉は高氏の子を身ごもっていた。○第6回  『楠木登場』赤橋守時の計らいで解放された高氏は、父 貞氏とともに守時の館へ赴く。守時は北条一族の身内として、今回の横暴を深く詫びた。さらに守時は、妹 登子との縁談を持ちかける。一方、俊基から脇差しを預かったましらの石は楠木正成との出会いを果たす。そのころ高氏は佐々木道誉から、藤夜叉が高氏の子を身ごもったと知らされる。○第7回  『悲恋』奥州の反乱は鎌倉からの度重なる鎮静軍にもかかわらず収まる気配がなかった。長崎円喜は足利屋敷を直接訪ね、足利氏に6千もの兵を要請した。「北条のお身内」と言われては貞氏も断ることが出来なかった。一方、藤夜叉の妊娠を知った石が藤夜叉を連れ去ろうとしたとき高氏が現れる。藤夜叉に「ともに京ヘ」と誘われた高氏は心乱れてしまう。■DISC.3○第8回  『妖霊星』藤夜叉は石とともに伊賀へと旅立った。貞氏は右馬介を伊賀ヘ向かわせ、藤夜叉親子の様子と楠木正成の動向を探らせた。謀反の疑いで捕えられていた日野俊基は無罪放免となり京ヘ帰った。一方、円喜を暗殺して北条氏混乱を企てる一味が藤夜叉一座に潜り込んでいた。高氏と登子の婚礼が盛大に行われ、婚礼儀式の総仕上げの宴の日取中に事件は起こる…。○第9回  『宿命の子』北条高時の狂乱、石との格闘の末、ようやく我が屋敷に帰り着いた高氏は、父 貞氏は不治の病に倒れたことを知る。貞氏から祖父 家時の遺言内容を聞かされ、「決して迷うな」という言葉とともに家督を譲り受ける。執権職は金沢貞顕を経て、赤橋守時が継ぐこととなった。一方、伊賀の里では、藤夜叉のもとで高氏の子が育っていた。のちの足利直冬である。○第10回 『帝の挙兵』吉田定房の裏切りにより幕府は帝の側近たちを一斉検挙した。都の異変は鎌倉にも届き、円喜に反長崎と目された佐々木道誉は命からがら足利館に逃げ込んだ。高氏・直義らは日野俊基の斬首と後醍醐天皇の流島の可能性を聞かされる。幕府は京ヘ3千の兵を送り込んだ。帝が奈良を経て笠置山に立てこもったという報せは楠木正成にも伝わったが勝敗は見えていた…。○第11回 『楠木立つ』六波羅軍のまさかの敗北により喪中の足利にも出兵命令が下る。円喜の嫌がらせである。初陣と数日遅れて出立する高氏は「矢は一本も撃たぬ。必ず無傷で帰る」と登子に約束した。そのころ「南なる大樹の木陰に休め」という不思議な夢をみた帝は「楠木正成を召せ!」と指示。前例無き破格の沙汰に困惑した正成だが断りきれず、ついに挙兵を決心する。■DISC.4○第12回 『笠置落城』楠木立つとの情報を得た高氏は幕府が苦戦を強いられるだろうと感じる。一方、笠置山に入った正成は帝と対面し我が策を述べ下山し、河内で挙兵した。北条軍の不意をついた楠木軍は数日のうちに河内の北条軍を大混乱におとしめた。しかし持明院統の新帝を即位させた北条氏は後醍醐帝を先帝とし、帝派から大義を奪うことに成功。笠置山は陥落し、帝は捕えられたのであった。○第13回 『攻防赤坂城』捕えられた帝は都に送られ六波羅に幽閉された。そのころ後醍醐帝の側近である北畠親房は鎌倉将軍の中で唯一、帝の兵と戦うそぶりを見せなかった高氏に興味を示す。息子 顕家の嘆願で親房に会った高氏は帝を暗殺者から守ってほしいと頼まれる。一方、2万を超える幕府軍がわずか5百の兵で赤坂城に立てこもる正成軍を攻め立てるのであった。○第14回 『秋霧』赤坂城が陥落し護良親王は吉野ヘ落ちのび、正成は姿をくらました。そのころ伊賀付近を進軍中の高氏は北条の使者より正成追討を命じられる。そのとき正成は花夜又らと合流していたのである。正成と再会した花夜叉は、妹 卯木として正成をかくまった。高氏らが伊賀の里へかかったところ、合流していた右馬介が休憩を勧める。そこで高氏は藤夜叉と息子である不知哉丸と再会することとなる。○第15回 『高氏と正成』花夜叉一座とともにする正成が関所に留め置かれてしまう。一行の中に正成を発見した高氏は機転を利かせ一座を放免する策をうった。そのころ後醍醐帝の隠岐島への配流が決まる。鎌倉に帰省した高氏は父の弔いもそこそこに出陣したことが気がかりであり、さっそく法要をと思っていた。しかし幕府は足利一族の集結を好まず、これを禁止したのである。■DISC.5○第16回 『隠岐配流』後醍醐帝を隠岐ヘ護送する幕府軍の指揮は佐々木道誉がとっていた。道誉の帝に対する気遣いは幕府の不振を買う。高氏は懸案されていた亡き父の葬儀を行い、足利寺には一族が集結。その中には新田義貞の顔もあった。義貞は高氏と面会して足利の本心を問う。そのころ幕府の手に落ちていた赤坂城を正成が奪い返したのであった 。○第17回 『決断の時』佐々水道誉の招きで佐々木亭を訪れた高氏は道誉に倒幕の意を明かす。勢いを増す正成軍に対し幕府は10万の軍勢を送る。その軍勢には足利軍の名はなかった。足利軍を含めた次の出兵こそが鎌倉が手薄になる。高氏は密かにそう思っていた。問題は、その時まで正成が持ちこたえるか…。○第18回 『帝の脱出』帝が隠岐からの脱出に成功したことで宮方の軍勢の勢いは増すぱかりであった。播磨の赤松則村が倒幕の兵を挙げ、河内の正成も壮絶な戦いを続けていた。そのころ足利館には執権 赤橋守時が訪れていた。軍勢の催促であった。そのころ新田義貞は六波羅軍とともに千早城攻めに参加していたのである。○第19回 『人質』千早城に立てこもっていた正成は10万の大軍を相手に千人にも満たない兵で知力を尽くして戦っていた。そして隠岐から帝が脱出されたとの報せを聞き勢いを取り戻す。出陣が近づく足利軍と高氏のもとへ仮病を使って鎌倉へ戻ってきた義貞が訪れる。義貞と密会した高氏は具体的な倒幕計画を練っていく。■DISC.6○第20回 『足利決起』「北条を討ち、政を正そうと思う。敗れれば滅ぶ。勝っても裏切り者のそしりを受けよう」。鎌倉を出陣する朝、高氏は直義と高 師直に告げた。鎌倉を発った足利軍はわずか2百あまり。足利ゆかりの三河矢作の地に到着した高氏は分家一同の前で激を飛ばし、伯耆船上山の帝のもとヘ馳せ参じた。足利軍の決起の瞬問である。○第21回 『京都攻略』高氏は京の六波羅軍に反旗を翻した。そのころ新田義貞は鎌倉攻めの兵が思うように集まらず苛立っていた。戦費を迫る鎌倉の役人を切り捨て生品神社にて挙兵した。兵はわずかに150である。しかし新田の勢いは目を見張るものがあった。次々に北条軍を打ち破りながら南下していった。一方の高氏は六波羅を落としていた。わずか2日問の戦いであった。○第22回 『鎌倉炎上』鎌倉攻めを行っていた新田義貞は必死の抵抗を繰り返す北条軍に苦戦を強いられた。兄 守時の無事を祈る登子であったが守時は合戦のさなかで自害した。義貞は知略を駆使して北条軍の防衛網を突破。もはや戦意を失った北条高時は長崎円喜親子とともに菩提寺である東勝寺にて自害して果てた。ここに150年の鎌倉幕府が幕を閉じた。○第23回 『凱旋』六波羅陥落の報せを受けて後醍醐帝は京を目指した。西宮で正成の出迎えを受け、高氏と道誉の待つ東寺に到着した。高氏は鎮守府将軍に命じられた。ある夜、里内裏にて催された宴会の場で高氏は正成と再会することとなる。同夜、北畠親房亭に訪れていた護良親王は「次なる北条」と高氏を敵視するのであった。■DISC.7○第24回 『新政』足利高氏の名代として鎌倉攻めに参じた干寿王は、わずかに4歳。その後見役として細川和氏、頼春、師氏の3兄弟が鎌倉の戦後処理にあたっていた。そこでは足利と新田の微妙な関係に軋礫が生じていたのである。そのころ後醍醐帝は高氏を敵視する護良親王に「高氏もそなたの力も、ともに大切に思うておる」と言い聞かせた。○第25回 『足利尊氏』護良親王は楠木正季らに高氏暗殺を依頼した。二人の仲を案ずる帝は両者の手打ちの場所を設けようとする。そこで帝は高氏の真意を問う。高氏は躊躇することなく「武士が上洛するは、ご新政のため」と答える。そのころ護良親王の催促により新田義貞が上洛した。高氏は帝の名の一字を授かり「尊氏」となったのである。○第26回 『恩賞の波紋』廉子の部屋にて倒幕の恩賞沙汰が決められていたが、それは平等とは言い難いものであった。赤松円心はともに六波羅を攻め落とした尊氏のもとを訪れ、帝を信じた白分が愚かだったと嘆く。尊氏にしても新田との問に恩賞の差を感じていた。そのころ北畠親房親子は帝から奥州下向を命じられていた。○第27回 『公家か武家か』奥州に火の手をあげた北条残党軍の討伐のために朝廷は北畠顕家を派遣した。公家の派遣という前代未聞の沙汰にとまどう武家。尊氏も「戦は武家にお任せあればよいものを」と愚痴をこぼす。しばらく後、尊氏は帝に拝謁すべく参内した。目的は鎌倉及ぴ関東の治安維持を武家に委ねて欲しいと願うことであった。それは公家支配の新政ヘ真っ向から立ち向かうことを意味していたのである。【出演】真田広之、武田鉄矢、陣内孝則、柳葉敏郎、高嶋政伸、根津甚八、沢口靖子、宮沢りえ、後藤久美子、樋口可南子、原田美枝子、片岡鶴太郎、大地康雄、榎木孝明、勝野 洋、柄本 明、近藤正臣、緒形 拳、フランキー堺、片岡孝夫(現・片岡仁左衛門)ほか原作:吉川英治 「私本太平記」より脚本:池端俊策音楽:三枝成彰○1991年 放送*DVD7枚組*収録時間本編1191分/カラー

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500円クーポン発行中!大河ドラマ 新選組! 完全版 第弐集 DVD-BOX 全6枚セット

大河ドラマ 第43作 『新選組!』新選組として幕末を駆け抜けた近藤勇と仲間たち。誠の名に集いし若者たちの青春群像。時代に翻ろうされながらも最後まで未来を信じて生きた幕末の志士たちの青春を描く。【収録内容】■第28回「そして池田屋へ」勇は不逞浪士への襲撃決断に際し、八木源之丞に励まされる。新選組の面々は勇と歳三の二手に分かれて浪士の会合場所を探す。桂小五郎が池田屋を離れている間に、勇の組が突入して大乱闘。平助は額を割られ、総司は戦う途中で喀血して倒れる。歳三の組が合流して、新選組は不逞浪士の企みを見事阻止し、一躍名を轟かせる。■第29回 『長州を討て』佐久間象山は勇と別れた直後、従者である捨助の見ている前で河上彦斎に斬り殺される。長州藩は、ついに京都に攻め上るも、蛤御門で大敗を帰して、久坂玄瑞らは自刃する。久坂らの遺髪を受け取った桂は、京都をひそかに脱出する。夕刻、長州藩敗戦が決定的になり、新選組は天王山に残る真木和泉に迫って彼の割腹を見届ける。■第30回 『永倉新八、反乱』恩賞金の分配方法や、指揮系統重視の新体制づくりなど、最近の隊の強引なやり方に対して、永倉の不満が募る。そんな中、芹沢暗殺の真相がばれ、ついに勇に対する永倉の不信感が最高潮に達する。一度は脱退を口にした永倉だが、山南に説得され、会津公に勇を諭してもらうよう建白書を提出する。そして勇が頭を下げて詫び、永倉は再び勇の元で力を尽くすことを誓う。■第31回 『江戸へ帰る』上様の上洛を老中に談判するため、久々に江戸に帰って来た勇は、つね、みつ、周斎ら懐かしい面々と再会する。勇のいない京都では、会津公への建白書の一件を謀反であるとして、下書きを書いた隊士の葛山武八郎を歳三が切腹させる。一方、隊との距離ができ始めた山南は偶然出会った遊女おすず(のちの明里)に心ひかれる。■第32回 『山南脱走』勇の大きな信頼のもと、入隊した伊東甲子太郎が参謀に就任。手狭になった屯所を西本願寺に移転する計画でも、その存在感を見せつける。そんな伊東を歳三は気に入らない。一方、隊に居場所を失った山南は、江戸へ戻ることを願い出る。しかし、歳三に、台頭する伊東に対抗するためには山南が必要だと拒否され、山南は愛人の明里と脱走を決行する。■第33回 『友の死』明里を連れて脱走した山南が追ってきた総司に捕まる。勇は断腸の思いで切腹を命ずる。助命を求める声が次々あがるが、歳三がそれらを一手に制圧。永倉と原田も山南を逃がそうと画策するが、拒否される。山南は二人に、新選組と勇の未来を託す。そして、明里との切ない別れのあと、総司の介錯で山南は見事に切腹を遂げる。■第34回 『寺田屋大騒動』勇が深雪太夫の身請けをついに決心。そんな折、江戸から妻のつねと、みつが突然訪れる。勇は伏見の寺田屋で深雪太夫を迎え入れるが、そこにつねたちも来てしまう。勇の本妻と愛人が遭遇する危機に包まれた寺田屋では、長州と薩摩が手を結ぶべきだと龍馬が桂を説得していた。そして大騒動の末、ついに深雪太夫の存在が、つねにばれてしまう。■第35回 『さらば壬生村』新選組が八木邸から西本願寺へ屯所を移し、勇はお幸を別宅に迎え入れる。八木源之丞に頼まれた歳三はこれ以上は総司を深追いしないよう、ひでに引導を渡す。大所帯となり新しい屯所に移った新選組が意気揚々と再始動する中、京の片隅では坂本龍馬らが会津藩を排除して長州藩と薩摩藩を結びつけようと画策し始めていた。■第36回 『対決見廻組!』市中警護の際に、総司率いる新選組一隊が「長州の天狗」と呼ばれる捨助を見廻組とのいざこざで取り逃がす。そこで、佐々木只三郎と勇が両隊の巡邏地域について話し合う。祇園界隈で火災が発生した夜、消火活動で新選組と見廻組との主導権争いが勃発するものの勇のみごとな采配と新選組の機動力で、京の町はあわや大惨事かという事態から救われる。■第37回 『薩長同盟締結!』松原が殺した浪士の妻・お初に松原自身が同情、憎しみを失っていなかったお初に、胸を刺され復讐されるという事件が起こる。寺田屋では薩摩と長州の秘密同盟を成立させるために下働きの捨助をおとりとし、そのすきに龍馬が薩摩藩邸に入る。なかなか進まない桂と西郷の会談は龍馬の仲介で、みごと薩長同盟成立に至る。■第38回 『ある隊士の切腹』寺田屋にいた龍馬は、捨助の手引きでやって来た伏見奉行所のお捕り方に襲撃されるが、おりょうの機転で難を逃れる。勇が長州に出かけている間、隊の公金が不足していることが発覚、勘定方の河合耆三郎が歳三により切腹を言い渡される。10日の猶予が過ぎ、実家に依頼した埋め合わせの金も届かず、ついに河合は腹を切る。■第39回 『将軍、死す』脱走を企てた谷三十郎が、斎藤により斬殺される。また周平も浅野薫の脱走騒ぎに巻き込まれ、勇との養子縁組を解消して出直す。一方、左之助は、まさと夫婦になり、試衛館以来の仲間たちに祝福される。ある日、松平容保に呼び出された勇は、将軍が大坂城にて逝去したことを知らされる。■第40回 『平助の旅立ち』孝明帝が突然崩御し、松平容保は悄然とする。お幸も勇に看取られながら生涯を終える。新選組では伊東甲子太郎が分派を決意。勇は伊東の言い訳を鵜呑みにしてやり、仲間内での無駄な血を流さずに済む道を選ぶ。伊東の分派にあたり平助の複雑な心中を察した総司は、伊東と行動をともにするよう平助の背中を押してやる。■第41回 『観柳斎、転落』勇を筆頭に、新選組の面々が幕府直参として新しく召し抱えられる。そのことに不満を持つ隊士四人が、観柳斎にそそのかされ、新選組を抜けて御陵衛士に出奔。だが、伊東甲子太郎に受け入れられず、会津藩に直訴し、その後切腹する。一連の離脱騒動で零落し、隊を離れた観柳斎は勇に許され復隊するが、遺恨を抱く新選組隊士によって斬殺されてしまう。■第42回 『龍馬暗殺』龍馬の献策が基となり、徳川将軍家が大政奉還を行う。岩倉は先手を打たれて不快感を表し、目障りな龍馬の排除を主戦論者の西郷らに命じる。勇は幕府要人の永井尚志から、今や幕府にとって不可欠な存在となった龍馬の身を守れとの命を受けるが、龍馬は暗殺される。■第43回 『決戦、油小路』伊東甲子太郎は、勇を暗殺し名を上げようと企てるが、そんなことをしても状況は何ひとつ変わらないと勇が諭し、二人は和解。しかし、その帰り道、伊東は大石鍬次郎らに斬殺される。歳三は、これを機に御陵衛士と決着をつけるべく決戦に挑むが、平助をも殺める結果となり、平助は勇に抱かれ絶命する。■第44回 『局長襲撃』大政奉還の策は成功するが王政復古の大号令が出され、結局、慶喜は大坂城に退却。一方、新選組は伏見に布陣する。勇は二条城と伏見を行き来するうち、龍馬暗殺の誤解からおりょうに命を狙われる。静養している総司は、伊東一派の残党に踏み込まれるも、お考の機転で事なきを得る。そんな折、勇までも伊東一派の残党から鉄砲で狙撃される。■第45回 『源さん、死す』肩を撃たれ負傷した勇は、新選組を歳三に託して病身の総司ともに大阪城に入る。ついに鳥羽伏見で戦端が開かれ、錦の御旗を立て官軍となった薩長軍の近代兵器の前に、新選組の属する旧幕府軍は総崩れ。その際、逃げ遅れた周平を助けた源三郎は被弾して命を落としてしまう。逆賊になることを恐れた慶喜は、ひそかに容保らを連れて江戸へ逃げ戻る。■第46回 『東へ』負傷し大坂城へ運ばれてきた佐々木は後事を勇に託して息絶える。歳三は、斎藤と山崎を連れて、隊の機密情報を処分する為に京の新選組の屯所に戻る。帰りの道中、山崎が敵に顔面を斬られてしまう。他日を期して大坂城を後にし江戸へ引き上げる新選組を、男装したひでが大声で激励し、見送る。江戸への洋上、山崎はひっそりと息を引き取る。■第47回 『再会』江戸を戦火にさらしたくない勝海舟は、主戦派に祭り上げられそうな新選組の名を甲陽鎮撫隊と改めさせ、勇に甲府への出陣を命じる。進軍の途中、多摩に立ち寄った勇らは、故郷に錦を飾り、歓待される。そして勝沼に進軍したものの、時すでに遅く散々に敗れ、刀の時代の終わりを実感。意見の対立から永倉と左之助は、ついに勇と袂を分かち、隊を離れる。■第48回 『流山』勇は勝海舟から、江戸近辺より立ち去れと命令され、新選組を下総の流山に移動する。駐屯する勇らを怪しんだ新政府軍は、薩摩の有馬藤太を派遣し、隊の内情を検分し勇に出頭を命じる。歳三の説得もあり、一世一代の大芝居を打ち、大久保大和という旗本として出頭した勇の前に、新選組伊東一派に所属していた加納鷲雄が現れる。■第49回 『愛しき友よ』(最終回)新政府軍に捕らえられた勇は、板橋で斬首されることになる。残された歳三は、斎藤らを会津に転戦させ、江戸にいる勝に勇の助命嘆願をするが拒まれ、逆に蝦夷に渡り幕臣の意地を貫いてくれと勝に頼まれる。処刑の日、つね、ふで、音五郎ら親族が見守る中、近藤勇は最後の言葉を残し刑場の露と消える。【出演】香取慎吾、藤原竜也、山本耕史、佐藤浩市、江口洋介 ほか脚本・作:三谷幸喜音楽:服部隆之テノール独唱:ジョン・健・ヌッツォ【特典映像】・三谷幸喜 解説付き 未放送シーン・三谷幸喜、服部隆之「新選組!」の音楽を語る・ノンクレジット・オープニング・「新選組を行く(一部の回を除く)」○2004年 放送*DVD6枚組

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大河ドラマ 篤姫 完全版 第弐集 DVD-BOX 全6枚セット (原作)宮尾登美子

大河ドラマ 第47作 『篤姫』自らの運命を前向きにとらえ力強く生き抜いた「篤姫」の一生を、熱く、鮮烈に描く。激動の幕末、一人の女性の勇気と誇りが日本を大きく動かした…。幕末のヒロイン、篤姫の波乱に満ちた生涯が幕を開ける—「明治維新」という未曾有の大変革に向け、日本が激しく揺れ動いた時代。その動乱の幕末に己の信念を貫き、ひたむきに生きた一人の女性がいた…その人の名は篤姫。薩摩藩島津家の分家の娘から徳川13代将軍・家定の御台所となり、江戸城無血開城に大きな役割を果たした篤姫の波瀾万丈の一代記。【収録内容】■第28回 『ふたつの遺言』井伊が大老の職に就き、次の将軍は紀州の慶福と決まった。家定は井伊と堀田に「万一のときは篤姫に慶福の後見をさせるように」と伝える。しかしその直後、家定は発作を起こして倒れる。家定の病は隠され、篤姫や本寿院にすら詳しい病状が知らされることはなかった。そんなとき、薩摩から斉彬が亡くなったとの報告が届く。■第29回 『天璋院篤姫』篤姫は、周囲の反対を押し切ってお志賀と本寿院に家定の死を伝える。しかし、お志賀には病弱な家定に無理をさせたことを責められ、本寿院には篤姫が家定を毒殺したのだと決めつけられる。未亡人となった篤姫は、落飾して天璋院となる。「次期将軍の後見役を頼む」という家定の遺言を果たすため、天璋院は大老・井伊と対面する。■第30回 『将軍の母』天璋院は家茂の後見役となることに希望を見いだす。一方、大老・井伊は、反対派勢力を次々と弾圧し始める。世にいう「安政の大獄」である。井伊は天璋院と対面し、政治工作にかかわっていた西郷の居場所を問いただす。また、幾島は、将軍後継争いに敗れた責任を負って、大奥を去りたいと天璋院に申し出る。■第31回 『さらば幾島』井伊による一橋派への弾圧の嵐が吹き荒れる中、天璋院の婚礼のときに母親代わりを務めた村岡にも魔の手が迫る。天璋院は幾島にあることを命ずる。そして幾島は単身、捕らわれの村岡のもとへ向かう。取り調べの行われる日、村岡は白い衣を身にまとって現れる。それは天璋院が婚礼の時に着た衣装だった。見事に役目を果たした幾島は、天璋院に「暇をいただきたい」と告げる。■第32回 『桜田門外の変』家茂と天璋院は、咸臨丸乗組員の勝麟太郎と面会する。勝の飾らぬ人となりは天璋院に鮮やかな印象を残す。また、天璋院は、井伊を問いただすため2人きりで面会する。「国を守りたい一心で、己の役割を果たしただけ」と語る井伊。その覚悟に深い感銘を受けた天璋院は、これからは井伊ともっと語り合いたいと願う。しかし、迎えた3月3日、桜田門外で事件が起こる。■第33回 『皇女和宮』井伊の突然の死は幕府を大きく揺るがしていた。失われた権威を取り戻すため、幕府では、孝明天皇の妹・和宮と将軍家茂との縁組みを進めていた。天璋院は、和宮に婚約者がいると聞き強く反対するが、老中らは聞く耳を持たない。時を同じくして薩摩藩から天璋院のもとに「故郷・薩摩へ帰ってはどうか?」との書状が届く。■第34回 『公家と武家』和宮はついに江戸城に入り、将軍・家茂と対面する。和宮は、家茂のやさしく凜とした様子に一目でひかれ始める。一方、天璋院との初対面において、敷物のない下座へ通された和宮たちは激怒。和宮からも「天璋院へ」と呼び捨てのあて名を添えた土産が届けられ、双方の対立は激化してゆく。■第35回 『疑惑の懐剣』無事に執り行われた家茂と和宮の婚儀であったが、慣習の違いに端を発する江戸方と京方との確執はいまだ消えぬままだった。家茂の初のお渡りの様子が気になる天璋院。しかし、和宮は家茂を拒み、さらには和宮が懐に刀を忍ばせていたとの疑惑が持ち上がる。無言をつらぬく和宮にしびれを切らした天璋院は、力ずくで疑惑を調べようと和宮につかみかかる。■第36回 『薩摩か徳川か』和宮と家茂の仲は日増しに深まり、天璋院は安堵する。そんな折、島津久光が数千の兵を率いて京へ上る。困惑する天璋院に対し、大奥では「天璋院が陰で糸を引いているのではないか?」と噂される。薩摩と徳川の間で思い悩むなか、家茂にまで疑いの言葉を投げかけられてしまった天璋院は…。■第37回 『友情と決別』久光率いる薩摩の兵が、帝の使者をともない江戸へ入ってきた。久光と大久保は、武力を背景に幕府に圧力をかける。天璋院は久光の真意を問うために会見を申し込む。会見の席上、久光につき従う帯刀と天璋院は無言の再会を果たす。「強い国を作るため、古い政治を終わらせる」と主張する久光に、天璋院は「徳川家とこの国を守りぬく」と宣言。両者の意見は決裂してしまう…。■第38回 『姑の心 嫁の心』将軍家茂のもとに、上洛と攘夷実行を求めて京から勅使が来る。家茂は天璋院(宮崎あおい)と相談し、自ら上洛して、帝に直に攘夷が困難であることを伝えようと決心する。しかし、和宮は家茂の身を案じ、上洛に反対する。家茂上洛が迫った江戸城では、陸路を主張する天璋院と海路を主張する勝との間で対立が起こる。上洛に反対する和宮は、後押ししたのが天璋院だと知り、強い敵対心を抱く。■第39回 『薩摩燃ゆ』将軍家茂は上洛したが、京では長州藩を中心とした過激な攘夷派が朝廷を席巻し、家茂は窮地に立たされる。そして、ついに幕府は朝廷に対し、攘夷の決行を約束してしまう。家茂の上洛を後押ししたことを後悔する天璋院は和宮に会い、孝明天皇に頼んで家茂を江戸に帰還できるようはからってほしいと願い出る。しかし、和宮はかたくなにそれを拒否する。■第40回 『息子の出陣』京都での勢力回復をはかる長州藩が、御所への突入を決行する。「蛤御門の変」である。帯刀ら薩摩藩は幕府軍として参戦し、みごと勝利をおさめる。一方大奥では、滝山が将軍・家茂に側室を持たせてはどうかと天璋院に進言する。そんなとき、和宮に懐妊の兆しが見え、大奥は喜びにつつまれるが…。■第41回 『薩長同盟』天璋院と和宮。2人の間の溝が深まる中、家茂は長州との戦のために出陣する。一方、帯刀は龍馬とともに、薩摩が長州と手を結び、幕政改革を行うことを構想する。薩摩と長州の急接近、そしてその中心となっているのが帯刀であることを天璋院は勝を通じて知り、驚がくする。そんな中、京都では、いよいよ薩長同盟が結ばれようとしていた。■第42回 『息子の死』天璋院と和宮は、大坂に出陣した家茂の無事を一心に祈っていた。家茂は江戸から勝を呼びよせ事態を打開しようとするが、間もなく病に倒れてしまう。家茂は若くしてこの世を去る悔しさに身を震わせながら、勝に天璋院と和宮のことを託す。そしてひっそりと息をひきとるのだった…。■第43回 『嫁の決心』天璋院は、和宮が髪をおろすこともなく京へ帰るつもりだと聞き、真意を問いただす。和宮は「幕府も徳川家も大奥も、自分にとってはもうどうでもよいのだ」と語る。一方、帯刀は、西郷、大久保と協力し、有力大名が政治に参加する列侯会議を開くことに成功する。しかし、したたかな慶喜に翻弄され、会議は失敗に終わってしまう…。■第44回 『龍馬死すとも』帯刀は龍馬から大政奉還の策を聞き、その実行を決意。諸侯の集まる会議の席で、政権を幕府から朝廷へと返す意義を熱弁する。慶喜が政権を返上するとの知らせが届いた大奥は動揺。天璋院すらどうしたらよいのか分からない。天璋院は勝から大政奉還の意味と、それに命をかけた龍馬の存在を知る。そして、ある決意を大奥の皆の前で語り始める。■第45回 『母からの文』帯刀は、あくまで徳川家を討とうとする西郷と大久保を止めようとしていた。しかし、2人は聞く耳を持たず、岩倉とともに幕府を倒す計画を進める。帯刀は天璋院を救うため、お近と一緒にお幸のもとへ向かう。帯刀は、天璋院にあて「薩摩へ帰るように」との文を書いてほしいと、お幸に強く願う。■第46回 『慶喜救出』天璋院と静寛院。2人の願いもむなしく、慶喜ら幕府軍と西郷たち薩長軍との間で、ついに戦いが始まる。薩長軍は岩倉らの準備した錦の御旗を戦場で掲げる。天皇の敵となった幕府軍は総崩れとなり、慶喜は江戸へ逃げ帰ってしまう。慶喜は勝に「力をかしてほしい」と頼むが、「頼るべきは天璋院だ」といわれる。■第47回 『大奥の使者』天璋院と静寛院は、将軍・慶喜の助命を朝廷に嘆願する手だてについて話し合う。江戸攻めに反対する帯刀は、西郷に会うため薩摩軍本陣に向かうが、面会を拒絶されてしまう。そしてついに慶喜討伐の軍が京を出立する。不安を募らせる天璋院であったが、そのとき、江戸城大奥に幾島があらわれる。■第48回 『無血開城』天璋院は、西郷の心を和平へと動かす手だてについて、幾島とともに思案する。そのころ、西郷率いる官軍は江戸に入る。西郷と対面した勝は、江戸城明け渡しを約束した上で徳川家の存続を願い出るが、西郷はあくまで官軍による江戸城攻めを推し進めようとする。そのとき、勝は天璋院から預かった斉彬の書状を西郷に見せる。■第49回 『明治前夜の再会』無血開城の日が近づいた江戸城では、天璋院が大奥の住人たちとの別れを惜しんでいた。静寛院は、徳川宗家が再び江戸城に戻ることができるよう朝廷に嘆願するつもりだという。そして、ついに天璋院たちが江戸城を去る日がやってきた。天璋院は、大奥で過ごした懐かしい日々の思い出に浸りながら、一人、大奥じゅうを歩き回る。そして、花を生けている本寿院を見て、ふとあることを思いつく。■第50回 『一本の道』(最終回)江戸城を出た天璋院は、平穏な日々を送っていた。そんな天璋院を、薩摩からお幸が訪ねてくる。これまでの苦労をねぎらうお幸に、天璋院は「母の教えのおかげ」と、感謝の言葉を告げる。そして月日は流れ、成長し婚約の決まった家達の祝いに、滝山ら大奥の面々が天璋院の家に集まる。大奥を出た後のそれぞれの人生を聞き、天璋院は満足そうにほほえみ、写真に収まる。【出演】宮崎あおい、瑛 太、堺 雅人、小澤征悦、原田泰造、長塚京三、樋口可南子、稲森いずみ、松坂慶子、高橋英樹、ほか※宮崎あおいさんの『崎』の字は、正しくは右上が「大」ではなく「立」になります。※樋口可南子さんの『樋』の字は、正しくはしんにょうに点が2つ付きます。【語り】奈良岡朋子原作:宮尾登美子 「天璋院篤姫」脚本:田渕久美子音楽:吉俣 良【特典映像】「DVDオリジナルインタビュー集 “篤姫とともに生きた日々”」 出演:宮崎あおい/瑛太/樋口可南子/ともさかりえ/松坂慶子*DVD6枚組*収録時間:本編1043分+特典19分/画面サイズ 16:9LB/カラー

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大河ドラマ 篤姫 完全版 第壱集 DVD-BOX 全7枚セット (原作)宮尾登美子

大河ドラマ 第47作 『篤姫』自らの運命を前向きにとらえ力強く生き抜いた「篤姫」の一生を描く。【収録内容】■第1回 『天命の子』薩摩・島津家の分家に生まれた於一は、好奇心旺盛な心優しい娘。藩では家老・調所広郷の指揮のもと、厳しい財政改革が行われており、父の忠剛は「農民に対して手ぬるい」として処分を受けることになる。領民思いの父が責めを負うことにどうしても納得できない於一は、幼なじみの肝付尚五郎とともに、調所の屋敷に乗り込もうとする。■第2回 『桜島の誓い』薩摩藩では、家老・調所広郷の苛烈な財政再建策により、藩士や農民たちの生活は困窮を極めていた。西郷吉之助や大久保正助ら若い藩士たちの間でも調所への憎しみが高まっていく。そんな折、於一は肝付尚五郎とともに調所邸に招かれる。そしてそこで、於一は調所から重大な願いを託される。■第3回 『薩摩分裂』薩摩では、藩主側室のお由羅が息子・忠教を跡継ぎにと望み、嫡男・斉彬を慕う一派と激しい対立をひき起こす。この騒動に巻き込まれた大久保正助は、謹慎処分となる。これを知った於一は、大久保家の暮らしを助けようと食事や金銭を恵もうとするのだが、正助の母・フクは頑として受け取ろうとしない。■第4回 『名君怒る』藩主となった斉彬が薩摩入りし、米価の改革などに積極的に取り組む。ところが、すぐにもゆるしがあると思われていた大久保らには何の沙汰もなく、西郷ら若い藩士はいらだつ。斉彬に会った於一は「なぜ大久保に赦免がないのか?」と、斉彬を激しく問い詰めてしまい…。■第5回 『日本一の男』忠教は「息子が於一と結婚したいと言っている」と忠剛に伝える。それを知った尚五郎は激しく動揺する。そのころ、アメリカ帰りのジョン万次郎が薩摩に招かれていた。万次郎と出会い勇気を得た尚五郎は忠剛に直談判し、於一への思いを打ち明ける。翌日、斉彬から城に呼び出された忠剛は、於一の人生が激変する重大事を告げられる。■第6回 『女の道』「於一を養女にしたい」という斉彬の申し出に、喜びに包まれる今和泉家。しかし、菊本の様子がおかしいことにお幸は気づく。一方、養女に選ばれたことがどうしても納得できない於一は「斉彬とじかに会い、理由を教えてもらいたい」と忠剛に懇願する。城に出向く日の朝、菊本は於一に「女の道は一本道。引き返すは恥にございます」と厳しく諭すのだが…。■第7回 『父の涙』於一は、菊本の自害に激しいショックを受ける。一方、アメリカの軍艦が迫っているという情報が江戸にもたらされ、斉彬は混乱する政治状況の中で、ある策謀のために、一日でも早く於一を本家に迎えようとする。於一が鶴丸城に移る日が近づくが、忠剛は急に於一に関心を抱いていないそぶりをみせる。■第8回 『お姫様教育』鶴丸城に入った於一だが、堅苦しい城のしきたりになじむことができない。そのころ、ペリー率いるアメリカ艦隊が浦賀に現れる。斉彬は、国力や軍備の増強を図る一方で、於一の指南係として、諸芸百般に通じる老女・幾島の派遣を、近衛忠熙に依頼する。■第9回 『篤姫誕生』於一には、京の近衛家に仕えていた老女・幾島が付けられ、お姫様養成のための特訓が始まる。そして薩摩に戻った斉彬は、於一に篤子という新しい名前を授け、ここに、「篤姫」が誕生する。一方、江戸では12代将軍家慶が急死し、暗愚として知られる家祥が将軍職を継ぐことが必至となった。そこで斉彬は幾島に、篤姫の特訓をなぜ急ぐのか、重大な秘密を打ち明ける。■第10回 『御台所への決心』斉彬は篤姫に、篤姫が将軍家正室、いわゆる“御台所候補”となっている事実を明かす。篤姫は「斉彬様の真意が知りたい」と申し出る。「篤姫が将軍正室となり大奥に入ることで大きな発言力を得て、混乱する幕府を建て直したい」という斉彬の率直な発言に、篤姫は心を動かされる。そして、みずからの意思で将軍家に嫁ぐことを決意する。■第11回 『七夕の再会』将軍正室となることを覚悟した篤姫は、幾島とともに歴史の勉強をはじめ、諸芸のけいこに余念がない。そんな中、斉彬の粋な計らいで、尚五郎は七夕に篤姫との再会を果たす。篤姫は、尚五郎に実父母や薩摩の将来を託す。篤姫の姿を目の当たりにし、尚五郎は篤姫が先に大きく成長したことを知る。■第12回 『さらば桜島』篤姫のお披露目のため、家中の主だったものが城に集められ、篤姫は忠剛やお幸とも久しぶりの対面を果たす。しかし、幾島からは、儀礼的なあいさつしか許されない。そして篤姫が江戸へと旅立つ日となる。舟に乗り込んだ篤姫は、遠のく桜島を甲板から見つめながら、この日初めて涙を流す。篤姫は、「薩摩を思って泣くのは、これが最後」と幾島に誓う。■第13回 『江戸の母君』江戸に着いた篤姫は、薩摩藩邸に入る。しかし、斉彬の正室であり、形式上は篤姫の母である英姫とは会えない日々が続く。また江戸城では、斉昭が篤姫を大奥に入れることに反対していた。そして、ようやく英姫との対面がかなった篤姫だが、英姫は「篤姫ごときが御台所になれるわけがない」と冷たく言い放つ。■第14回 『父の願い』「御台所になどなれるわけがない」と英姫に断言された篤姫は、鬱々とした日々を送っていた。年が明け、アメリカのペリーが再び江戸沖に現れた。江戸から急に呼び戻された斉彬は、薩摩を出立する直前に病床の忠剛を見舞う。そしてその際に、忠剛から一つの頼みごとをされる。しかし、篤姫と会った斉彬は、忠剛との約束を破ってしまう。■第15回 『姫、出陣』西郷は庭方役に抜擢され、篤姫の嫁入り道具一式の選定を任される。そんな折、斉彬が重い病に倒れる。容態は一向に回復せず、「お由羅の呪詛調伏に違いない」と信じられるようになる。篤姫は、お由羅のもとに出向き、、初めて対面したお由羅に、篤姫は率直にうわさの真偽を問いただす。■第16回 『波乱の花見』篤姫の輿入れの件は、大詰めを迎えていた。強硬に反対している斉昭を説得するため、斉彬は、花見を口実に斉昭を薩摩藩邸に招く。しかし篤姫は「なぜ攘夷を主張するのか?」「西洋からも学ぶべきものがあるのではないのか?」と、斉昭に議論を挑んでしまう。篤姫の抗議に、斉昭は激怒する。■第17回 『予期せぬ縁組み』篤姫の江戸城への輿入れが翌年早々と決まり、江戸の薩摩藩邸は華やいだ雰囲気に包まれていた。そんな折、尚五郎が江戸詰めに選ばれる。しかしその数か月後、尚五郎は「清猷の妹・お近と結婚し、小松の家を継ぐように」と、斉彬に命じられる。尚五郎が去った江戸の薩摩藩邸では、輿入れの準備が大詰めを迎えていた。ある夜、突如、江戸の町を大地震が襲う。■第18回 『斉彬の密令』薩摩に帰った尚五郎は、斉彬の命に従い、お近との結婚を決意する。江戸ではようやく篤姫の婚礼の日程が決定する。大奥に移る前夜、斉彬は篤姫に「次期将軍を一橋家の慶喜とするよう、家定を説得せよ」と命じる。篤姫は、斉彬が自分を御台所にしようとした最大の理由を初めて知る。大奥から迎えにきた滝山に従い、ついに篤姫は江戸城へ向かう。■第19回 『大奥入城』婚礼を間近に控え、篤姫は江戸城に入る。そして家定の生母・本寿院や大奥の実力者・滝山らと顔を合わせる。しかし、家定には会えぬままに日々は過ぎ、家定には側室のお志賀がいることを知る。ある日、篤姫は大奥の庭で真剣にかくれんぼをして遊んでいる男を見かける。しかも、その男は女中たちに「公方様」とよばれていた…。■第20回 『婚礼の夜』城内でかくれんぼに興じていた家定の姿を見た篤姫は、家定の人柄に疑問を抱く。ついに迎えた婚礼の夜、家定はさっさと寝てしまい、篤姫の家定への不信感は極まる。しかし幾島は、斉彬が「家定は暗愚ではないのではないか」と言っていたと明かす。庭でアヒルを追いかけてはしゃぐ家定を見かけた篤姫は、みずからそのうわさの真偽を確かめようと決意するのだが…。■第21回 『妻の戦』篤姫は、家定に「なぜうつけのふりをしているのか?」と問いただすが、家定は相手にしない。しかも家定は「みずからの子をもつつもりはない」と明言し、篤姫は激しい衝撃を受ける。篤姫は、側室のお志賀を招き、「家定の真の姿についてどう考えているのか?」と問うが、お志賀は「ただ家定のそばにいられれば幸せだ」と答える。篤姫は、お志賀の熱い思いに嫉妬をおぼえる。■第22回 『将軍の秘密』篤姫は、家定がうつけのふりをしていると思うものの、確信がもてない。幕府は次期将軍の決定を急ごうとするが、篤姫が頼りとしていた阿部が突然病死する。困り果てた篤姫は「自分が輿入れしたのは、慶喜を次期将軍とするためだ」と、家定に告白してしまう。篤姫のうそ偽りのない言葉に、家定も驚くべき事実を語りだす…。■第23回 『器くらべ』篤姫は、慶喜を跡継ぎにと家定に願う。しかし、「会ったこともない者を将軍に推薦するのはおかしい」と家定に諭される。そこで篤姫は、次期将軍候補の慶喜と慶福の両方に会うことにする。まず、大奥に慶喜を招くが、慶喜はとらえどころのない印象。篤姫は次に、慶福と会う。慶福のりりしい姿に、篤姫は素直に魅了される。ところが、そのとき慶福が口にした菓子が…。■第24回 『許すまじ、篤姫』アメリカ総領事ハリスとの会見を控えた家定は、篤姫に不安を打ち明ける。そこで篤姫は、家定が将軍としての威厳を保てるような会見の方法を考える。さらに、次期将軍候補として自分が推薦している慶喜を同席させることを家定に提案。しかし、それを知った本寿院は、とうとう篤姫への怒りを爆発させる。そして会見当日、ハリスは篤姫のアイデアに驚く。■第25回 『母の愛憎』篤姫が、慶喜を次期将軍にしようと画策していることを知った本寿院は、篤姫と家定の2人を遠ざけようとする。家定が篤姫と過ごすことを望んでもそれを許さず、お志賀が家定の相手をするようにしむける。篤姫は誤解を解こうと本寿院にじかに掛け合うが、「世継ぎを産む気などないのだろう」と非難されてしまう。■第26回 『嵐の建白書』次期将軍をめぐる争いが本格化するなか、紀州の慶福を推す井伊直弼は大奥の本寿院と会見し、盟約を結ぶ。斉彬より「慶喜を次期将軍にせよ」との密命を帯びて大奥に入った篤姫は、ますます追い詰められる。斉彬は幕府に建白書を提出し、将軍継嗣におけるみずからの立場を表明するが、この建白書は大奥や幕府内で大きな波紋を呼ぶことになる。■第27回 『徳川の妻』斉彬を裏切ることになろうとも、自分が納得できるまで、慶喜と慶福のどちらにも味方しないと決意した篤姫。そんなとき、滝山が井伊を大老にするべく嘆願書を持参し、篤姫にも賛同を求める。幾島は篤姫に断固拒否するよう求めるが、篤姫は即答を避ける。篤姫と幾島の溝はしだいに深いものになっていく。【出演】宮崎あおい、瑛 太、堺 雅人、小澤征悦、原田泰造、長塚京三、樋口可南子、稲森いずみ、松坂慶子、高橋英樹、ほか【語り】奈良岡朋子原作:宮尾登美子 「天璋院篤姫」脚本:田渕久美子音楽:吉俣 良【特典映像】・「篤姫」見どころ紹介・プレマップ 大奥突入・オープニングタイトル制作の裏側・ノンクレジットオープニング・華麗なる大奥!早わかり職制表・登場人物関係図○2008年 放送*DVD7枚組*収録時間:本編1216分+特典23分/画面サイズ16:9LB HDサイズ

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大河ドラマ 平清盛 完全版 DVD-BOX1&2 全2巻セット

今から900年前、貴族政治が混迷を極めた平安末期、1人の男が現われ、この国の行く先を示した。平清盛(1118年 - 1181年)。武士が低き階層と差別されていた時代、人の心をつかむことに長(た)けた清盛は、瀬戸内の海賊を束ね、やがて武士の頂点に立ち、そして日本の覇者となる。巨大な港を築き、海外に繰り出す夢を描き、海に浮かぶ荘厳華麗な厳島神社を造営、宋(中国)との交易で巨万の富を築く。争いでもなく、階層にこだわるのでもなく、交易こそがこの国の豊かになる道だと人々に説いた男。同様の志をもった、織田信長の遥(はる)か400年前、坂本龍馬の700年前の話である。「平家物語」ではアンチヒーローとして描かれていた男に新たな光をあて、歴史絵巻から解放された、躍動感とエネルギーにあふれる男として描く。 ■BOX I 【収録内容】 第1回〜第27回 収録 *DVD8枚組 *収録時間本編1231分+特典130分 ■BOX II 【収録内容】 第28回〜第50回(最終回) 収録 *DVD7枚組 *収録時間本編1023分+特典90分 【出演】 松山ケンイチ、玉木 宏、深田恭子、松田翔太、藤木直人、檀 れい、松雪泰子、中井貴一 阿部サダヲ、山本耕史、武井 咲、上川隆也、小日向文世、松田聖子、和久井映見、三上博史 ほか 語り:岡田将生 脚本:藤本有紀 音楽:吉松 隆 *画面サイズ16:9HD/日本語2ch・ドルビーデジタル/カラー

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500円クーポン発行中!大河ドラマ 太平記 完全版 第弐集 DVD-BOX 全6枚セット

歴史の大転換期・南北朝を駆け抜けた室町幕府初代将軍・足利尊氏。 腐敗した鎌倉幕府討伐から太平の世の到来までの動乱期を描いた軍記ドラマ。 【収録内容】 嘉元3年(1305)、有力な武家一族・足利家に生まれた尊氏。さまざまな人物との出会いの中で成長した彼は、腐敗した鎌倉幕府打倒を決意。新田義貞らとともに北条氏を滅亡へと追い込んだ。しかし、後醍醐天皇による建武の新政への不満が多くの武士たちから噴出。彼は天皇に背き、室町幕府を開いて、初代将軍となる。やがて時は、朝廷が二分する、激動の“南北朝時代”へと突き進んでいくが…。 (1991年放送 全49回) ■DISC.1 第28回 『開戦前夜』 帝の考える公家支配のため、北畠親房・顕家親子が奥州ヘ出陣。そのころ足利尊氏は、鎌倉及び東国の治安維持を武家の手に委ねるよう帝に参内した。そこで廉子から「皇位後継者」の取引を持ちかけられる。疑問を抱く尊氏は幾度となく帝に意見を述べた。尊氏の意見は聞き届けられ、弟 直義の鎌倉下向が認められる。また帝の皇子・成良親王が預けられたことで足利軍は帝の軍である証を得た。 第29回 『大塔宮逮捕』 護良親王は尊氏の台頭を恐れ、戦を仕掛けようと画策する。この動きを察知した尊氏は「都を戦火から守りたい」と各地の武家に声をかけ、六波羅に軍勢を集め始めた。これに呼応したのは楠木正成をはじめとするそうそうたる武家であった。新田義貞の足利への反論も正成の巧みな説得で抑えられ、尊氏の優勢は揺るぎないものとなった。護良親王は捕えられ鎌倉ヘと送られた。 第30回 『悲劇の皇子』 持明院統を中心に、帝暗殺計画が密かに話し合われていた。そのことは尊氏の耳にも届き北条の残党に対する懸念も深めていた。尊氏の不安は的中し、北条の残党に攻められた鎌倉は陥落寸前であった。直義は鎌倉を脱出する折に護良親王を殺害してしまう。思いもよらぬ事態の急転に尊氏は、征夷大将軍の宣旨を帝に請うため参内を願い出るのであった。 第31回 『尊氏叛く』 北条時行(高時の遺児)は、ついに鎌倉になだれ込んだ。同じころ尊氏は帝へ拝謁し、鎌倉への出陣とともに征夷大将軍の位を懇願。しかし帝からの許しは得られず都に足止めをされていた。尊氏は一族の存亡をかけて関東への出陣を決意する。それに呼応した武家は多く、都を出る足利軍は数千にも及んでいた。そのころ美濃の藤夜叉親子に突然の悲劇が訪れていた・・・。 ■DISC.2 第32回 『藤夜叉死す』 戦乱のいざこざに巻き込まれ、深手を負った藤夜叉は死の床についていた。それを知った尊氏は医師を連れて藤夜叉のもとに訪れた。関東へ出陣する尊氏は見舞っただけで藤夜叉のもとを去らねばならなかった。三河に入った尊氏は直義との再会を果たす。そこで直義が護良親王を斬ったことを知らされ「帝にどのように申し開きを・・・」と嘆く尊氏に、義直は「都へ帰らねばよい」と言い放つのであった。 第33回 『千寿王と不知哉丸』 鎌倉を奪還した尊氏は北条の残党を信濃の国まで追い詰めた。鎌倉で内々に開かれた戦勝祝いの席では不知哉丸を連れた花夜叉一座が舞をつとめていた。その夜、尊氏は妻 登子に全てを打ち明けて不知哉丸を引き取りたいと打ち明けた。しかし登子は受け入れなかった。その後、関東制圧を目指す足利軍は公家方支配の領地にまで踏み込んだ。その勢いは棟梁の尊氏にも止められなかった・・・。 第34回 『尊氏追討』 尊氏のもとへ勅使が訪れた。都への召喚を伝える勅使である。直義以下の一族は力ずくでも尊氏の上京を阻もうとの勢いであった。尊氏が鎌倉を出てこないと知った帝は、義貞に命じて尊氏追討の軍をたたせる。朝敵となることを嫌がる尊氏は出家を決意するが、佐々木道道誉に「どうあっても尊氏を討つ」という偽の宣旨を見せられて・・・。 第35回 『大逆転』 鎌倉から出陣した尊氏は新田勢を次々に打ち破り、一気に近江・大津ヘ押し寄せた。そして尊氏は正成に直接会談を申し込む。相対面した尊氏と正成。「このまま行けるところまで行く」と言う尊氏に、正成は「帝が朝敵と定めた足利殿とは戦うまで。ここから鎌倉ヘ引き上げてくれ」と答え、交渉は決裂。その後、足利軍は一度は京ヘ押し入るものの楠木・新田の連合軍に敗れて、九州まで追いやられることとなる。 ■DISC.3 第36回 『湊川の決戦』 義貞は足利にくみする播磨の赤松円心討伐に向かったが、円心の籠城策を打ち破れずにいた。そのころ尊氏は新たな援軍を得て京へ向かって進軍していた。足利大挙襲来の報せに驚いた帝は正成を含めた畿内の兵に出陣を促した。新田・楠木の軍勢と湊川で相対した尊氏は奇策を使って、これを撃破したのであった。義貞は単身京ヘ退却する。 第37回 『正成自刃』 足利軍との壮絶な戦いを繰り広げる正成。しかし軍神は尊氏に味方した。敗れた正成は降伏勧告を断って死に場所を求めてさまよった。そ して兄 正成と弟 正季は、とある道場にたどり着く。「わしは鬼にはなれぬ、七度でも人間に生まれ、家の木庭に花を作り、外には戦いのなき世を眺めたい」。こうして正成は一族とともに自刃した。足利の勢いを恐れた帝は叡山に再度の動座を決意した。 第38回 『一天両帝』 足利優勢に戦は続き、尊氏は帝ヘ密使を送った。帝へ降伏を願い出たのである。それを知った義直は激怒する。帝はそれを受け入れ、叡山を下るのであった。その後、後醍醐帝から光明帝に皇位継承が行われた。同時に尊氏は権大納言に任じられ、京に新たな幕府が開かれた。しばらく後、先帝の後醍醐が都から姿を消した・・・。 第39回 『顕家散る』 吉野で朝廷を開いた後醍醐帝。南朝の期待を背負って奥州で兵をを集めた北畠顕家は、足利軍を打ち破りながら西走した。しかし京を目前にしたで顕家は伊勢ヘ向かう。そこには父 親房がいた。「なにゆえ伊勢へ来た。 血迷うたか」と父に叱陀された顕家は「顕家は疲れました。無性に父上にお会いしたくなりました」と答える。間もなく顕家は失意のうちに命を絶つのであった。 ■DISC.4 第40回 『義貞の最期』 越前の義貞はわずかな兵とともに戦っていた。足利方の細川軍の射た矢が義貞に命中。これが致命的な一矢となった。義貞戦死の報せはすぐさま尊氏のもとに届いた。翌年、念願であった征夷大将軍を拝命した尊氏は名実ともに武家の棟梁となり、足利幕府が開かれる。しかし、これが尊氏と直義の不幸の始まりだったのである。 第41回 『帝崩御』 吉野の後醍醐帝が死の床にいた。後醍醐帝崩御の報せは直ちに尊氏に届いた。主を亡くした南朝方は各地で激しい反撃に出る。幕府はそれを力でねじ伏せていく。まさに血みどろの戦いであった。一方、幕府では評定方の直義と高 師直などの有力武将との対立が起こっていた。そして直義と道誉の問でも激しい争いが起こっていた。 第42回 『母の遺言』 師直は道誉の館で見かけた塩冶判官高貞の妻である西台という女に夢中であった。その屋敷に忍び込み、高貞の家臣に斬りつけられる始末。そんな折、上皇の列に矢を射たものがいた。足利の武将の土岐頼遠である。音便に済まそうとする幕府であったが直義は頼遠を斬首してしまう。「このままでは幕府は倒れる、足利は割れる」と尊氏は危機感をつのらせた。とき同じく、母 清子が世を去る・・・。 第43回 『足利家の内粉』 親房が吉野に戻ったことで南朝方の士気が盛んになった。九州・河内で南朝方の武将が立ち上がったのである。一方、足利家内では直義と師直の対立が激化していた。同じとき、尊氏と親房の間で秘密の会談が開かれた。南朝が幕府を認めるならば吉野の帝に京を返上すると尊氏は持ちかけたのである。思ってもみない申し出に驚く親房であったが、これを拒否した。 ■DISC.5 第44回 『下剋上』 直義は帥直の暗殺を謀るが失敗に終わる。しばらく後、尊氏の屋敷にて宴が催された。そのとき師直・師泰らのククーデターが知らされる。これは直義の目を覚まさせるために尊氏の仕組んだものであった。尊氏は直義に政から身を引かせ、鎌倉の義詮に譲ろうと考えていた。そして仕組まれたクーデターの幕が開いた・・・。 第45回 『政変』 師直が尊氏の屋敷を取り囲んでいた。直義の失脚が狙いである。尊氏、道誉、帥直を敵にして勝てるはずもなく、直義は幕府の実権を鎌倉の義詮に譲ることを宣言する。その後、鎌倉から義詮が呼ばれることとなる。足利宗家の期待を一身に浴びての入京である。しかし翌年、直冬が九州で挙兵することととなる。それは尊氏の新たな苦悩の始まりであった・・・。 第46回 『兄弟の絆』 師直は直冬を討つべしと尊氏に進言していた。そして直義も討つようにと。聞き入れない尊氏に対し師直は不満を抱く。しぱらく後、直冬が蜂起。事態を重くみた尊氏は自ら出陣を決意した。一方、一条の君からそそのかされた師直は、対立する直義だけでなく棟梁の尊氏までも討とうと密かに考えていた。そのころ幽閉中の直義が都から姿を消した。南朝方に降伏の申し出に行ったのである・・・。 第47回 『将軍の敗北』 直義が南朝に下ったという報せは、すぐに尊氏に届いた。尊氏は直冬討伐に備前まで来ていたが、すぐさまとって返す。一方、京の義詮は直義蜂起の報せを受け、ひとまず京を退いた。摂津にて激突した尊氏と直義。数の上では勝っていた尊氏であったが直義の前に敗れ去る。直義は和議の条件に師直の首を要求したが尊氏は断固はね返す。結局、師直兄弟の出家にて和議が成立したのだが・・・。 ■DISC.6 第48回 『果てしなき戦い』 兄であり将軍である尊氏を討ち負かした直義が京へ戻ってきた。直義は敗軍の将である尊氏を招いて戦後処理会議を行おうとした。だが、やってきた尊氏は堂々たる態度であった。尊氏の詭弁に丸め込まれた直冬は尊氏に従うしかなくなった。しかし、その後も各地で尊氏将軍派と直義派の戦が頻繁に起こる。間もなく九州の直冬も将軍派と戦いを始め、次々に打ち破っていった・・・。 第49回 『尊氏の死』(最終回) 尊氏は直義を討つ決心をする。適当な口実を作り、京を出た尊氏と義詮は親房と休戦を取り付け、後顧の憂いを絶ってから直義と対峙した。挟み撃ちにされて敗北した直義であるが、尊氏からの和議にも徹底抗戦の構えを崩さなかった。直義は鎌倉へ落ち延び、尊氏は関東へ軍勢を進めた。相模での再度の全面対決も尊氏の大勝利であった。捕えられ幽閉された直義は尊氏の再三の申し出も断り続けた。間もなく尊氏は自らの手で直義を毒殺する。その後、病に倒れた尊氏がようやく京へ戻ったのは、2年後のことであった。九州の直冬は南朝に身を投じ、尊氏と徹底抗戦した。京ヘ上りつめ、勝利目前の直冬であったが・・・。 延文3年(1358)。尊氏は京の館にて、登子と道誉とともに猿楽を楽しんでいた。高らかな音曲の中で、尊氏の意識は薄らいでいくのであった。足利尊氏、享年54、波乱の生涯がここに閉じたのである。 【出演】 真田広之、武田鉄矢、陣内孝則、柳葉敏郎、高嶋政伸、根津甚八、沢口靖子、宮沢りえ、後藤久美子、樋口可南子、原田美枝子、 片岡鶴太郎、大地康雄、榎木孝明、勝野 洋、柄本 明、近藤正臣、緒形 拳、フランキー堺、片岡孝夫(現・片岡仁左衛門)ほか 原作:吉川英治 「私本太平記」より 脚本:池端俊策 音楽:三枝成彰 ○1991年 放送 *DVD6枚組 *収録時間本編982分/カラー

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