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    国際結婚の諸相

国際結婚の諸相

国際結婚の諸相

国際結婚の諸相ISBN:476201284X
出版社:学文社
Author:竹下 修子
Media:単行本
価格:¥ 2,415


詳細情報
内容(「MARC」データベースより)
国際結婚をしたカップルを対象に調査研究を行い、組み合わせ別に考察。夫の宗教や出身国、カップルの居住地によって、夫と妻の異文化への適応がどのように異なるのか、生活の実態や抱える問題などを検討する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
竹下 修子
三重県生まれ。京都女子大学卒業。アグネス・スコット大学に留学。金城学院大学大学院文学研究科社会学専攻博士課程修了。博士(社会学)。現在、愛知学院大学・金城学院大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


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カスタマーレビュー
真摯な姿勢の研究書
「国際結婚」といっても、本編では日本女性と外国人男性の結婚という組合せに絞り、その中で、更に海外に住むパターンと日本に住むパターンを扱っている。
もちろん、膨大かつ多様な国際結婚家庭を簡単に分類できるわけではないので、本編では対象の絞り込みを行い、「海外生活」組は日本人との国際結婚の歴史が長い台湾をひとつの調査エリアとして取り上げ、日本在住では比較的新しいパターンであるムスリムとの結婚を取り上げている。
もちろん、本書は学術書であるのだが著者が研究対象となる人たちを、ただのサンプルやモルモットとしてではなく、一個の人間として見つめ、その人たちの中に入り込んでいるのが随所に感じられる。
入り込むといっても、土足でずかずかあがりこむように「私、この研究しているんで協力してください」というパターンではなく、非常に奥ゆかしく、かつ、自分のことのように捉えて研究されている姿勢が感じられる。
台湾在住、日本在住の両方を見ていて感じられるのは、心では十分に共感と思い入れを研究対象である人たちに持っていながらも、決して情に任して書くのではなく、あくまでも学術書として緻密な正確さを追求して書き進めている一貫した著者の姿勢だ。
最初に結果があるのではなく、より良い未来、より良い共生のために、現在に在るがままの姿を浮き彫りにしていき、そこから考えていこうという著者の真面目な研究態度が文章の全体から香りたっている。
他のパターンでの続編にも期待。

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