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    その人、独身?

その人、独身?

その人、独身?

その人、独身?ISBN:4062129884
出版社:講談社
Author:酒井 順子
Media:単行本
価格:¥ 1,575



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カスタマーレビュー
これって、自慢?
この本は言うなれば「負け犬の逆襲」という感じがしました。
ベースは「30代、未婚、恋人なし」と自虐に走ろうとしているけど、文章の端々に「貧乏臭い勝ち犬になるくらいならこ〜んなにいろんなことを経験できる負け犬のほうがよっぽどまし!」っていう空気が漂っています。
著者と同世代の既婚者には経済的にも時間的にも難しい歌舞伎・オペラ鑑賞、男女織り交ぜての集団旅行、芸能人が集うような高級レストランでの食事・・・しがない勝ち犬の私としてはつい、「これって、自慢?」と思ってしまいました。
今回の本には「負け犬」どうのこうのという考察はあまりなく、ひたすら「負け犬だから、何?業界人としてこ〜んなに成功してるのよ、私は!」というエピソードの数々がなんかもう辟易させられました。
「負け犬の遠吠え」はさくっと面白かったのに、この本は「あれ?この人ちょっとイタイ人だったの?」と思ってしまいます。
ま、でもところどころに笑えるツボはありましたけどね。

タイトルだけ見て、面白そうと買ってみた。
「負け犬の遠吠え」なんかもそうだけど、この著者の文体って割とお堅くて、理詰め感がそこはかとなく漂うところが
逆に面白かったりするんだけど、何も考えずにただ暇をつぶしたいときにはちょっと疲れるときもある。
でも、今回の本はおじさん向けに女性性を意識して書いてるからか、これまでの本より単純明快に
酒井ワールドを堪能できます。
「そうそう!分かるわー」って感じのショートエッセイ集。
でもね、、、いわゆる勝ち犬の立場から言わせてもらうと、酒井さんてやっぱ面白いんだけど、痒いとこに
手が届いてんだけど、
だけどやっぱ負け犬になっちゃうのも仕方ないかも・・・って、この本読んで更にその感を強めてしまった。
可愛い人。でも不器用だ。しかし、やっぱお友達になりたい姉さんではある。。。
話はそれちゃったけど、今までの酒井さんの本の中では個人的に一番面白いと思ったし、ワンセンテンスが短い分、
いろんな話を読めてお買い得感があった。
たとえていうなら、林真理子のショートエッセイ集に似ている感じ。

フツーのエッセイを誰が期待する?
本書を手にする誰しもが前著のあの切れ味を期待するので
しょうが、一夜にして?というかまあ単純にネタ枯渇という
ことかもしれませんが、びっくりするようなつまらなさ・退屈さ。
ライブドア堀江社長、アテネ五輪、ゴルフ藍ちゃんとか時事ネタ
に至ってはもはやフツーのエッセイ、毒気全くなし。やや自虐的に
フっ切れた感のある独特の視点から30女を書く筆致が新鮮だった
のに変われば変わるもの。この路線はもう完全に終わった、
という感じ。買ったら損します。

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  負け犬の遠吠え 講談社